上千本「花矢倉展望台」から、金峯山寺蔵王堂を望む
先週も吉野山にいったのだが、改めて調べると
世界遺産に登録されたのは、
下千本…金峯山寺蔵王堂・仁王門
中千本…吉水神社
奥千本…分水神社・金峯神社
の5つの建物らしい。
以前にも下調べもなく、上千本から奥に行ったこともあったのだが、単調な山道だけだったので途中より引き返した覚えがある。
この週末に、再度奥千本の分水神社・金峯神社を目ざして、吉野山を再び訪れた。
早朝5:00出発で、先ずは一汗と當麻から葛城山麓バイパス-五條-吉野川へ。
毎度ながら、ここで脚は売り切れてしまい、あとはサイクリングペース。
澄んだ水面に朝もやの景観をみて和む。
というか、山麓線で這々の体になったので、ひとごこち。
今回も下市町才谷から登る。
五條から才谷までは、山間を抜けるショートカットコース。
才谷の杉林を抜ける道は、肌寒い。
中千本のメイン通りをのぼり、上千本へ。
高城山山頂手前で自転車をおいて、山頂展望台(698m)へ登ってみました。
奈良盆地を南部と金剛山~龍門岳まで見渡せる展望と期待したのだけど、黄砂で全く見えず。
ロードシューズで階段を10分も登ってきたのに・・・
高城山からさらに登り、黒滝に抜ける分岐からの急坂を登ったところが
世界遺産・金峯神社(きんぷじんじゃ・標高756m)
奥千本はここより奥となり、西行庵は30分歩いたところにあります。
いや、さすがに断念。
山伏修行のほら貝の音が山間をこだまし、霊峰であることを思い出させます。
吉野山のランドマーク、金峰山寺は標高220mですので530mUPとなります。
下千本・中千本と桜の開花が1ヶ月ずれるのはそういうわけだったんですね。
時計を見ると、すでに9:00を回っています。
暑くなるまでに帰らなければなりませんし、
ちょっと寄り道があるので、今日はここまで!急いで下山。
世界遺産、分水神社を素通りし、その横に展望台の標識につられ覗いてみました。
おおぉぉ、絶景かな。
吉野山(中千本・金峰山寺)全景を見渡せるビューポイント。
ポスターでよく目にする風景が広がっていました。
分水神社から中千本(メイン通り)までは、景色から想像付くと思いますが、かなり下り急勾配の九十九折ですから自転車は要注意です。
思うところで止まりません!いや、マジで。
吉野川まで降りて来ました。
あんなに辛かった上りも、あっという間。
外界(笑)はもう夏の様相。
さて、大急ぎで降りて来たのには訳があります。
奈良の三大銘菓?のひとつ
【こばしやき餅店】のやき餅
10時に行けば飛び込みでも買えるやろ~と思ったら、
甘かった、、まんじゅうだけに大甘でした(涙)
「本日は終了しました」 の表示
昨日のをしまい忘れているのかと思ったら、
「この時間(10:00)に来られてもなあ、それに土日は予約でほぼ終了なんよ」
ショックガチョピン _| ̄|○
打ちひしがれていたら、なにやら奥で相談しています。
「今な、予約分を詰めていってるから、全部詰め終わってあまりが出たら分けれるけどどうする?余らへんかったごめんやで」
そうとう不憫に思えたんでしょう、優しいお言葉をかけていただきました。
「待ってます!小一時間したら戻っきますので、もし余っていたらおねがいします」
コンビニで補給したり、吉野川眺めてたりで、小一時間でお店へ。
「お、10ケ取れたで、よかったな (^^) 」
奇跡のゲット!
有難うございます!!
しかし、忘れてました。
まだ峠を超えて40km走らなけれななりません。
それも、炎天下、ザック持ってません。
ブラケットぶらぶらさせるには、遠すぎる、、、
バックポケットを整理して、真ん中に押し込みました。
先週の柿の葉寿司とおんなじや、ハハハ(;^ω^)
ただ、今度は背中が暖かい・・・(焼いてくれたのかな)
這々の体で、灼熱地獄を帰り着いたら、
おしくらまんじゅうに、、(笑)
ニケ少ないのは追求しないで下さい。
こし餡と、つぶあんがあります。
評判通り、素朴な味ですが、ホントにお餅、やき餅なんです。
薄い皮が香ばしくて、餡はあっさり目、こし餡普段食べないけど、これ絶品。
ナンボでも食べられてしまいます。
もちろん、目を離した隙に、全部なくなっていました(・_・;)
次は予約していこう!
吉野山、少し遠いですが、自転車行脚にはいいところです。
川の景観、山の景観、世界遺産の史跡に、美味しいもの。
チョイ登攀もあるけど、大したことはないし、橿原や五條を起点にノンビリとサイクリングに持ってこいですね。
もちろん、ガッツリ走りたい人も、黒滝・洞川と連携させればゲップ出るほど走れます。
紅葉も見込めるので、この秋は吉野参りかな。
Webでの情報や、ガイドブックも多いので、予習して是非訪れてみてください。
(125km、1700mUP)