DSC-HX30V SONYの高倍率ズームの名機 2012年3月発売
友人が2モデル前のHX5Vをスキーの時に使っていおられ、その動画に感動して購入。
現在はさらに3世代すすんで、DSC-HX90Vという後継機なっています。
使用頻度の高い、お気入りのデジカメです。
デジカメとしてと言うより、スキーや運動会用のビデオ撮影も出来るカメラとして購入したもの。
動画撮影で、手ブレ防止機能が強烈に効き、ピント合わせも速い20倍ズーム機。
高倍率ズーム機なので、静止画カメラとしても、通常のカメラでは撮れないパースペクティブ(圧縮効果)の効いた撮影ができ、バックポケットに簡単に入るので、自転車練習のお供のもよく使っています。
ところが最近、撮影画像に黒いシミみたいなのが写るようになりました。
俗にいう、撮影素子にゴミが付いた、というやつ。
望遠側で絞り込むとよりハッキリ写ります。
通常の撮影では目立ちませんが、空や壁など均一の明るい写真の時浮かび上がります。
壁を撮すと、、、3箇所ぐらいかと思っていたら、沢山ゴミがついています。
防水デジカメでもないし、ズームでレンズが伸び縮みするカメラは、空気の出入りがあるので、使っていたら多かれ少なかれ宿命とも言えますね。
しかし酷い。
傷やよごれはありますが、全くの完動品。
使わないのはもったいない。
ちなみにカメラ店で聞いてみたら、レンズ固定式(コンパクト機)の画素子のゴミ修理、SONY機はユニット交換になるので、15000円ほどかかりますとの事。
いや、それなら程度のいい中古買うって。。
と、別の中古を購入してしまいました・・・・あ、ここは読み飛ばして下さい(^^ゞ
話はそれますが、じつはその時
SONY DSC-RX1
というあこがれの名機も中古で出ていたので、
(新品時¥200,000超えたする超高級機)
持っている、カメラやレンズ処分して買えないか思わず検討。
そこで、さっきの質問、
「もしこのカメラで、センサーやレンズにゴミ付いて掃除に出したらいくらぐらいかかります?」
と聞いたら、
「SONYはレンズも画像素子も修理(掃除)しません、RX1でもユニット交換になるので、7万~10万かかります。」
なんと!高級機をなんとか買えても、維持できないではないか!
と、泣く泣く諦めました(笑)
あぶないあぶない(・・;)
しかし、レンズのゴミでレンズユニットごと交換って、メーカーとしてどうよ!?
車で、エンジンの調子が悪くなってきたからって、エンジンそのものを変えたりせんやろ。
NIKON、OLYMPUSやRICOHはちゃんと納得の工賃で修理するとの話やで。
オーディオでも、高級機器メーカーほどちゃんと修理してくれますので、専門メーカーとは考え方が違うようです。
話は戻って、
HX30Vを分解してみました。
実は事前情報をWebで集めていおいて、同じような症状の人が、自己責任で分解掃除しているらしく、Blog等でだいたいのやり方を調べておきました。
ネジの場所と、バラしていく順番は情報通りに。
樹脂パネルを開けるのにコツが入りますが、フックの位置が判ればそんなに難しくはありません。
ただし、同じ機械パーツでも自転車の部品は例外で、バネや可動部分が多く、おいそれと分解すると戻せなくなります。
専用工具とノウハウが必要、これは過去に高い勉強代を払いました。
ようやく心臓部、裏面照射型CMOSセンサーとレンズにたどり着きました
ここまで5分ほど。
全くの手探りだと、1時間かかったかもしれません。
1/2.3インチ(対角)の小さなセンサーに目視でも判るゴミが乗っています。
これをブロアーで吹き飛ばします。
レンズ側も同様に。
そして、戻す(はめる)時も、ブロアで空気を送り込みながら。
20分ほどで終了、すっかり綺麗になりました。
これで気分よく撮影出来ます。