薬師寺の【孫太郎稲荷神社】は線路を挟んだ参道が素敵です
今年の桜、大阪で開花3/20・満開3/26!
観測史上最早の桜前線となった。
毎年行っている【桜ポタ】、3月31日に下見・4月1日に本番と急遽予定より1週間前倒し。
充分コースが練れず、結局例年の佐保川・奈良公園・大和郡山・斑鳩と毎年のコース。
三室山&竜田川河川敷(斑鳩町)
【佐保川】(大和郡山)
大和郡山市九条から東大寺正倉院裏まで途切れなく両岸5km1000本もの桜並木が続く。
超有名な淀川の【背割り堤】が約1.4kmだから、佐保川桜並木規模は関西屈指です。
もっとも、全国には20kmを超える桜並木や、本数なら吉野山の6万本なんてありますが、見やすさやバリエーションなんかを考えるとなかなかのモンやと思います。
佐保川だけでなく、奈良盆地にはそこかしこに桜並木を見ることが出来ます。
有名なところでは【高田千本桜】、隠れスポット【箸尾の桜並木】、先日の御所の【兄川】や【葛城川】も結構すごい。
何故こんなに桜並木が多いのか?!
奈良盆地が太古の昔「湖」だったのは知られた話。
その名残で「大和川」が盆地中央の主河川として流れ、丁度左手を広げて自分から見たように水系が枝分かれして広がっています。
(大和川河川事務所Webページより)
北から時計回りに「竜田川」「富雄川」「秋篠川」「佐保川」「菩堤仙川」「布留川」
そして盆地中央から南西に本流「初瀬川」(大和川)が流れ
さらに東から南に「寺川」「飛鳥川」「曽我川」「葛城川」「高田川」「葛下川」
なんせ元は湖、平坦な盆地を流れているため、ほとんどの河川が洪水防止のために堤防を築いてあります。
町や村にかかる堤防には多くの桜が植えられたため、奈良盆地は稀に見る桜並木王国となりました。
ただし、河川道路は上の河川地図のように密集しているため、土地勘がないと目的地に上手く行けないことになっていましたが、最近河川道路に自転車道(CR)を整備し始めているため、歴史深く観光地が点在しているので、お手軽サイクリングに向いた地域となりつつあります。
花見から脱線してしまいましたが・・・奈良盆地は「お気楽お花見ライド」にぴったりなんですね(^_^;)
佐保川の奈良女子大あたりの桜並木は歴史も古い。
車が通らないので、桜のトンネルになっている。
【奈良公園】は日本桜百選。桜だらけだがフォトジェニックスポットは数箇所。
今回はスナップが多いので余り掲載できないのが残念。
ちなみに奈良の桜百選はあと【大和郡山城】【吉野山】。
西の京にある【大池】を望む桜スポット
本来は、大池越しに薬師寺の双塔とその後ろに若草山が見える場所なのだけど、いま東塔が解体修理中で大きな素屋根を掛けられていて残念な景観。
このあと、大和郡山に行くも【お城まつり】で大変な人出だったのでスルーしました。
法起寺は世界遺産なのだ!
最後は法隆寺の素敵なcafe【布穀薗】で一服。
初めてでしたが、菓子も珈琲も美味しく、歴史的な建造物をリノベーションし、テーブル椅子も素晴らしい、いいお店でした。
今年の休日絡む、「桜のお花見」はこの週末のみ。
クラブの[桜ライド]も、いくつか呼びかけがあったのですが、皆さんの予定もここに集中なのか今ひとつ盛り上がりませんでした。
桜の時期はピンポイント、紅葉みたいに半月ぐらい欲しいなぁ。
ご一緒いただいた皆さんはありがとうございました。
また、奈良に走りに来て下さいね。