■■■ お店が掛けてくれる保険の証書 ■■■
先日、デジイチ(デジタル一眼カメラ)を落っことしてしまった。
たいていの電気製品や精密機器等にはメーカー保証が着いてくる。
1年間無償修理してもらえるのだが、
あくまで、[通常使用による故障] だけが対象であって、
落下等の使用者の過失には全く対応してくれない。
いつも懇意にしているカメラ屋さんでは、カメラとレンズの新品購入品については、
メーカー保証以外に1年間の保険を無償で掛けてくれる。
さて、落としたデジイチ、一見大丈夫なようで、動作もする。
ただ、レンズ先端部のフード取り付け部が欠け、
ピント精度も落ちたような気がする(きっちり調べた訳ではないが)。
そのまま使っていてもいいのだが、点検も兼ねて修理に出すことにした。
話をしたら、大がかりな交換になるが、保証は無理だが保険が使えるとこと。
合わせて、レンズ(胴筒)の歪み等もチェックしてもらうことになった。
保険の免責は2割とのことでしたので、良かった。
このカメラ屋さんは、価格もだいたい価格.comの最安値前後だし、
保険も掛けてもらえるので、下手な中古や、ネットの特価より安心お得。
いま、大型家電店やカメラ店では、5~3年間の長期保証というのを売りにしている。
なにも考えず、「1度でも壊れたら元が取れる」 と、加入していた。
大体本体価格の5%程度で、購入ポイントからも加入できるので入りやすい。
このまえ、家のブルーレイレコーダーを見に行ったとき(買わなかったが)、
よくよく聞いたら、かなり怪しい保証であることが分かった。
(※家電店によって、免責額や保証範囲がちがうので、参考まで)
その家電店の長期保証は5年間で、販売価格の5%を購入時に掛ける。
1年目はメーカー保証を利用する訳で、実質は2~5年目の範囲がお店の別途保証となる。
1.1年目のメーカー保証に準じ、故障が対象で、破損時は当然実費となる。
故障か破損かの判断は、メーカーもしくは修理業者・お店の修理部門が判断する。
だいたい1年目は、綺麗に扱っているので、故障か破損は見分けやすい。
古くなると、ぶつけたり、倒したり、飲み物をこぼしたりと、傷や跡が付く事が多いと思う。
それが故障の要因一部となり得るなら、故障で無く、破損と判断されかねない。
つまり、倒したり落としたりして傷ができたり少し歪んだりしたら、
「フレームが曲っていてるのが原因」 「隙間が出来、砂埃が入り込んでの不良」
とか、実際の因果関係と関係なくても、故障の可能性としてどう判断されるか分からない。
カメラとかの精密機器なんて、下手したら1度落としたら壊れなくても保証は効かなくなるかも。
5年も無傷で使っている家電なんて、なかなか無いと思うぞ。
2.部品劣化による故障、消耗品部分が原因の場合は保証対象外となる。
つまり、シールやパッキングの劣化が起因するものや、レコーダーのHDDやドライブ
液晶テレビのパネルやバックライト等、通常使用でも劣化していく消耗品・摩耗品に
ついては、保証対象外部分となっている場合がある。
TVやレコーダーなんて、他に何処が壊れるんや!
担当に聞いたら、小声で 「たまにコンデンサーが・・」って(笑)。
お店によって、免責額や、修理範囲、全損時の代換え対応とかが異なるので、
長期保証はよく考えて入った方がいいようだ。
そもそも、5年間も保証書を無くさないで持っているのも大変!(ボクだけ?)
どれだけ交渉できるかにもよって異なるやろな。
ハッキリ不満や疑問を訴えられる人や、商品に詳しい人が得をするのは間違いない!?