
10/20~22日と台風21号は日本列島をすっぽり覆ったまま縦断!
この週末、特に日曜の夕方から深夜にかけて、台風が奈良を襲った。
先週は秋雨前線が覆って連日の雨でした。
奈良盆地の河川の水位は軒並みが上がっていた。
そこへ超大型の台風が襲来。
我が家は、奈良の主流河川 「大和川」 から近い。
大和川は、奈良盆地と、東部の山をを流れる殆どんの川を飲み込んで、王寺から大阪湾へ流れる。
支流が集まってくる、安堵・川西・広陵・河合・斑鳩、そして合流後に大阪に通ずる王寺・三郷は昔から洪水の多い地域であった。
近いところでは、平成25年の台風18号で、安堵町の堤防が決壊して洪水となった。
大きな洪水では、昭和57年の台風10号で、王寺駅前が水に浸かり、家屋全壊66戸・半壊174戸、床上浸水1445戸、床下浸水272戸の大災害となった過去がある。
1週間連続の雨に大型台風で、H25年はおろかS57年の水害時以上の水量だとも言われている。
結果は、王寺までは持ちこたえたものの、今回は三郷町の王寺よりの河川堤防を超えた。

国道25と、JR大和路線を飲み込んだ。
下流では堺の一部で水が溢れ被害が出た。
王寺や、その上流部は今回はなんとか持ちこたえたが、夕方からドンドン水かさが増し、河川情報では
レベル4の「はん濫危険水位」どころか、「計画水位※」を超え、氾濫寸前、いつ決壊してもおかしくない水量に達し、我が家では初めて、万一の洪水に備え、床においてある大事な荷物や、押入れ下段の布団をテーブルやベッドの上に置き、避難用の荷物をまとめたぐらいだ。
※計画水位とは「堤防などを作る際に洪水に耐えられる水位として指定する最高の水位」

笑われるかもしれないけど、自然災害は予想を上回ることがあるのは、近年の地震や津波の地域をみていたら、安心できない。

頻繁にスマホの緊急速報は鳴った。

ちなみに、衆議院選挙と重なって、TVでは殆どが選挙速報だ。
公のWeb情報はアクセス集中しすぎて、繋がらない、サーバーがパンクしている。
今回リアルタイムに情報が入ったのは先の神戸や福島・新潟の震災でも連絡が取りやすいと言われていた、【twitter】だった。
その地区のリアルタイムのつぶやきと画像がドンドン流れて、一番情報をつかみやすかった。
いままでの洪水で、対策が強化されていたのか、居住地区近辺では大きな被害はでなかたったのが幸い。
いや、ほんと、今回は肝を冷やした。
今回の台風は、大型・強い・遅い・直撃。
風の被害が出た地域も多かった。

ちなみに、当日・翌日は交通が大混乱、幾つもの水没やがけ崩れで未だ復旧していないルートも多い。
そういえば、twitterではこんなのもあった。
パオロ・ネスポリ(イタリアの宇宙飛行士)が、ISSから台風を見て写真をtwitterに掲載

https://twitter.com/astro_paolo
まさにスーパータイフーン。恐ろしい。
また、今週も台風が発生しているとか・・・
今度は直撃しないでください (=人=)オネガイ