やっぱ軽くなりたい!?Ⅱ

自転車を愛する小太り中年オヤジが、クライマーを目指す減量記。 でも最近は、食べポタ・フォトポタ専門に・・・(^_^;)

上高地

北アルプス行脚①(初日:上高地~涸沢)

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自転車仲間の先輩方に誘われて、初めての3000m超えの山「北アルプス」を案内して頂いた。

乗鞍で「大雪渓から剣ヶ峯」という日本で一番簡単な3000m越えコースはチャレンジしたことがあったんだけど、このときは風雨で途中で断念になったので、今回が初経験となる。

低山のトレッキング程度はたまにするのだけど、山泊まりできちんと登ったのは初めてだ。
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準備にザック・シュラフ・ウエア、最低限の装備を大慌てで買いそろえたり借りたりと、要領も解らず結構大変、そして心配。
今回はテントとバーナー等はお誘い頂いたベテラン先輩にご厄介になる。

最終的にボクの50リットル程度のザックは15kg程度。
お誘いいただいた先輩の60リットルのザックは20kg超となった。

もう1人のクライマーの先輩は単独行が多く、とことん切り詰めた装備でシングルテント入れてもコンパクトにまとめているのはさすが、いろんな意味で(笑)



深夜に関西を出て、平湯温泉で仮眠。
そのまま車を置いて、予約のタクシーで上高地まで、到着は6:00。

上高地(標高約1500m)から涸沢(標高2300m)まで約5.5時間登って涸沢カールのテント場に拠点。
そこから目の前にそびえる穂高連山の「北穂高岳」(標高3106m)を目指す。

出発の上高地は結構な本降りの雨。
昼でやむらしいので、それまでは我慢の行脚。
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それでも整備された道だし、雨の行動はチャリンコに比べたら遙かに楽なので、そんなに辛くも無く雨の風景を楽しむ。

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上高地から明神橋-徳沢-横尾までは梓川沿いのほぼフラットなハイキング道10km約3時間弱。
(雨で写真なし)
横尾から本谷橋-涸沢までが山岳路5kmで3時間弱。
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(本谷橋:標高1780m)

往路は上高地から本谷橋まで雨が降り続いた。

ザックカバーは入手してなかったので、急遽前日に仕事場の大きなビニール袋を加工して作ったカバーを装着、ばっちりザックは濡れずにすんだ。

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本谷橋の横にはサブの架け橋があるが、往路は通れず。
ここで、ようやく雨も止んできたのでレインウエアを脱ぎ山道へ。

ここからはなんとかすれ違いが出来る登山道となり超人気の涸沢までは人が途切れず渋滞が発生する。
ただ、雨のおかげで人出が少なく快調に進む事が出来た。

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本谷橋からは晴れ間も見え始める。
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涸沢カールの端が見え始めてきた。

特に難しいところも、危ないところも無いが、本谷橋からは階段状の岩の登坂路を延々と登っていく。
ザックの重みもあって、腿に来てペースが徐々に落ちる。

身軽な方も散見するが、山小屋泊まりらしい。
テント・シュラフ・食材・クッカー・バーナー等が無く荷物は半分以下となる。
なるほど、それもいい手だな。
(そのかわりピーク時の山小屋は布団1枚で3人寝かされるとか)

だんだんと、山の様相が変わり、時々垣間見る北アルプスの絶景に癒やされるので飽きずに上れる。
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涸沢に入ると紅葉の樹木が視界を遮る、
そして・・・ドーン!!
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日本最大級のカール「涸沢」が出現する。
(※カール…氷河の侵食作用によってできた広い椀状の谷のこと)

感激に浸るまもなく、まずはテント場で場所の確保。
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小屋(トイレ・水場)に近く、地面が平らないい場所を確保しなければならない。

今回は先輩のテントにお世話になるが、今はパーティでも各自がシングルテントと言うのが結構定番らしい。確かに荷物や夜中のトイレ等で迷惑をかけないのは便利かも。

場所を確保したら、とりあえず着替えて、そして一杯!
トイレ・水場施設でもある「涸沢ヒュッテ」のテラスでは生ビールも販売しているのだ。
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一杯飲むのにこれだけの思いをする“ビアガーデン”もそうそうあるまい。
至極の グビグビプハー、旨い~!

各自散策やお昼寝して、明るい時間から晩ご飯のとなる。
昔の山メシイメージとは違い、レトルトやフリーズドライが発達しているので、結構美味しいご飯が手軽に食べられる。
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なかでもセブンイレブンのレトルトシリーズは、一人前入りで下手な外食より美味いので重宝。

谷間の涸沢は暗くなるのが早い。
帳が降りると、テント場はカラフルな景観となる。
涸沢名物「テン場の夜景」だ。
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この日は、ピークに近い秋の3連休なのだけど、午前中の雨のおかげでかなり空いている。
トイレ渋滞もそほどでもなく快適に動ける。
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寝酒にワインも頂いて、気持ちいい気分夜空を見上げる。
写っていないが満天の星空。ちゃんとしたカメラで撮影したい。

やはり2000m超だ、冷え込んできた、暗闇ですることも無く20:00前にはシュラフの住人となった。

北アルプス行脚②(二・三日目:涸沢~北穂高岳~帰路)

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念願の北穂高岳山頂3106m
穂高連山や、槍ヶ岳を目前に見ることが出来、雲海の向こうには富士山!
(ボクには)険しい道を超えると超絶の絶景なのだ。



二日目、いよいよ北穂高岳に挑む!?
登り3時間・下り2.5時間、山頂脇の北穂高小屋で一服して6時間の予定。

この日も同じ涸沢テント場宿泊なので、時間はたっぷりある。

快晴!朝5:30頃にゆっくり起きると、ちょうど東の山稜が明るくなってきている。
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これからがカール独特のモルゲンロートの幕開け。
谷間なので朝日が届く前に、西の稜線の上から朝焼けを映し出すのだ。
上からライトを照らして行くように、徐々に東の稜線の影が降りてくる。
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ただ、天気が良すぎて、あまり赤くはならなかったが、素晴らしい間接照明だ。

トイレに行って、顔を洗う。
涸沢は他の山のテント場や山小屋と違い、水が豊富。
水道の蛇口からは山の水が豊富に出てくるので、いつもの日常と勘違いしてしまうほどだが、もちろん水道では無いので接水を心がける。
(他の山小屋等は雨水をためたものがチロチロと出てくるだけのところもたくさんある)

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朝ご飯は、先輩が定番としている「マルタイ棒ラーメン餅入り」。
10℃切れる気温に暖かい食事がうれしい。

今日は基地があるので、予備の小さいザックに、水・補給食・カメラ・貴重品をだけいれて身軽にして登坂。
靴も予備に持ってきたトレランシューズにする。

7:30 テント場出発
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北穂高頂上は目前見えているのだが、ほぼ直登となるので斜度はキツい。
ガレ場・鎖場やハシゴもある岩場のルートだ。

せっかくなのでクライミングジャージを着用(笑)02604
どんどん登っていくと、みるみる涸沢テント場が小さくなって行く
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前半1/3は整備された道
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中盤より、ルートはペンキで「〇」がついた目印だけとなる
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鎖場、登りは意外と簡単だが、、、、
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周りの山稜を越えるあたりから、松本方面の雲海を望む。
そして、うっすらと「富士山」の頂上も見ることが出来た。
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あと少し!
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奥の岩山が北穂高のトップだ。
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マグロ発見(笑)、ペンキでルートの「〇」書いた人は遊び心がある。
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登頂!!
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広い山頂だけど、やっぱりテッペンはうれしい。

山頂の脇に「北穂高小屋」があり、宿泊・食事・休憩ができる。
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最高のテラス席で一服&補給
コーラ缶が¥300、食事が¥1000弱とこの場所にしては至極良心的だ。

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ちょうど涸沢から逆の方には、名峰「槍ヶ岳」が正面に見える。
写真をアップにしたら、登坂してる人たちが豆粒で見える。
先鋭な山頂は小さい。
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「槍」まで、そんなに遠くはないが、北穂-槍 の間は「大キレット」という逆V字型の切り立った尾根を通らなければならない。北穂高から行くには大キレットには通称「飛騨泣き」(飛騨側に落ちたら助からない事から由来)と言う難所を降りなければならない。
ちょうどこの写真のボクの下がそう、顔が引きつってるのは後ろが飛騨泣きの断崖だからだ。

縦走する人は大きなザックを背負ってこの難所を通る事になる。
、、、無理っ!

ずっと小屋のテラスで休憩していたいところだけど帰路も2.5時間かかるので、後ろ髪を引かれながら下山。
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下山は登坂よりずっと危険。
急峻なところは後ろ向きになって慎重に降りる。
衝撃も大きく、脚がパンパンになる。

途中ヘリコプターが奧穂高方面(ジャンダルム)あたりで救助している。
後で聞いた話だと滑落者がでたそうだ。
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ボクたちは無事生還!
涸沢小屋によって、また生ビール(笑)、グラスには【マーモット】のマーク!
(昨日は逆側の「涸沢ヒュッテ」でした)
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もう最高!です。

この日も、テントで一服して、早い晩ご飯。
やはり20:00就寝。


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翌朝(3日目)は、2日目の朝ほど晴れ上がっていないので、そんなに冷え込んでおらず、ちょい肌寒いが快適。
雲があるので、モルゲンロートは先日よりくっきりと赤いカーテンが降りてくるような見事な風景。

上高地のバスが超混み合うのと午後から雨の予報なので、少しでも早く降りたいので、朝ご飯・トイレを済ませると即下山。
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さよなら涸沢!また来るで!!

心なし、来た時より紅葉が進んでいる気がします。

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往路雨だったので、全く景観が違い楽しい。
増水で通れなかった本谷橋横の橋も楽々渡れます。
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こんなとこ通ったかな?と思うほど雨天行軍で景色見てなかった往路
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ようやく上高地に到着
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山岳からいきなり観光地に迷い込んだ様です
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無事帰着。

今回は、初日の雨のおかげで、超混み合うハイシーズン3連休の涸沢・北アルプスを快適に過ごすことが出来ました。

涸沢テント場も激混みでは無く、1時間以上待たなければならないと言う懸案のトイレも時間さえ外せばほとんど待ちなし、天候は初日昼から帰りまで持つと言う奇跡。
さらに2~3時間待ちバスもスムーズに乗車出来るという超幸運に包またツアーとなりました。

企画・同行・準備や用具も助けて頂きましたKさん・Pさんの両氏に感謝です。
またの機会があることを願っています。
ありがとうございましたm(_ _)m


(追記)
高山では【チロル】の営業時間に間に合い、絶品カレーに舌鼓を打つことも出来ました。
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新しいメニュー【カツカレー】(大盛り)
次から【飛騨牛ゴロゴロカレー】と悩むわ(笑)

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