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ボクのカメラには100%ワンハンドストラップ(リストストラップ)
が装着されている。
カバンやポーチ、バックポケットに入れる時に邪魔にならないようにだ。

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愛用していたストラップがボロボロになってきた。

新しいのを買ってもいいのだが、ベルトが合皮で繋いであるだけなので、
ダメ元で、修理してみる。

元はリストストラップで、手首に通してカメラを落とした時に保持できるようになってる。

ただ、手首を通すのが結構面倒くさい。

だから作りなおすなら、手のひらに巻けるサイズに短くしたい。



まず、縫い糸を解いてみる。
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20mmのアクリルベルトに、滑り止めのラバー塗布された生地を縫い付けある。

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職場のサンプルを探したら、アクリルベルトが無くて、
PPベルトがあった。
ちょうど20mm幅の滑り止めテープ(ズボンのウエストに付けるやつ)もあった。

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まず、この2つのテープを縫い合わせる。

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両サイドの縫製だけでは、輪にした時に浮くので、都合5箇所を直線縫いで留めた。

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寸法を合わせてカット。

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両端をヒーターでほつれ止めする

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さて、問題の革の縫製

皮-PPベルト-滑り止めテープ-先端部の細いベルト×2-滑り止めテープ-PPベルト-皮

一番分厚い部分は8枚を縫い付けなくてはならない。

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事務所のミシンは職業用なので、抑えの強さを変えられるし、
モーターもかなり強い。

一番太い針に、#50の縫い糸で縫製。

ひと針ひと針を慎重に進める。

家庭用では無理だろうなあ。
かなり力がかかり、モーターが唸る。

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なんとか完成、細かい部分までは見せられない(;^ω^)

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当初より短くして、バッチリ手のひらで留まるサイズになった。

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オーシ!やればできるもんだ!!

次はカバンを直してみようっ(^^♪