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紅白歌合戦の米津玄師のステージとして一躍名前が広がった、徳島鳴門にある超巨大複製美術館
【大塚国際美術館】
以前からスゴイよと聞いていましたが、ようやく実際に訪れることが出来ました。

噂どおり、というか、、、噂よりも現物は、、、とんでもない美術館でした。


①展示物が全て原寸の精巧な複製、それも陶器なので保護ガラスも柵もなく全て触れます。
写真もOK(陶板だけはNG、かならず人物と撮ること)で有名な作品ばかり。

②建物が超デカイ!
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延べ床面積は「国立新美術館」に次ぐ2位だけど、むこうはコレクションがない「貸し会場」や「交流センター」のような形態ですので、単純に比較はできませんが、ともかくデカイ。
最初は、丘の上の2棟がそうだと思ってましたが、これはまさに氷山の一角で、建物本体は丘に埋まっている地下5Fに分けて埋設されています。(これは自然公園法に触発する対策でもある様です)

③展示数が1075点!コレでもかっ!と有名作品が惜しげもなく並んでいます。
ゴッホの「ひまわり」が7点並べてあったのは驚いた。
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もちろん、美術館に欠かせない音声ガイドレンタルもあるんですが、その項目数108!
大規模な美術展でも20程度ですから、もう番号探すのに必死。これを全部探して聴いたのも滞在時間が長くなる一因でした。

③1点ものの絵画だけでなく、壁画やホールも再現展示!!
システィーナ・ホール(写真一番上)、スクロヴェーニ礼拝堂(下写真)、フェルメールの部屋 等々
システィーナ礼拝堂天井画は完全再現と公言しているので、現物の奥行40.9m×幅13.4m×高さ20.7mに合わせているんだろうなあ。
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④広い!広い広い!
全部きっちり見ると4kmになるそうですが、、、行ったり来たり、うろうろ、トイレだ!、食事だ!、となると絶対それ以上は歩くことになると思います。
朝一9:00から入って、出たのが16:30。実に7時間半
全部じっくりなんて見れませんでしが。みなさん仰っていますが前半驚きと感動でシッカリ見ると、最後(近代・現代)までくると名画食傷気味で「あっ、ゴッホね、うんうん」てな感じになります。ペース配分が大事。

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細かいことは、公式HPでも、旅行Webサイト、個人のBlogで山程情報がでますので調べてくださいね。


ま、とにかくスゴイスゴイ美術館なんで、多少でも美術芸術に興味ある行ったことない人は楽しめると思います。
ただ要注意は、、、美術に興味ない人を連れて行ったら、その人は地獄ですし、同行者もその人が気になって見た気に成らない、損した気分になると思います。日本一入場料の高い美術館ですから。