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昨日はこの時期恒例の「ふたご座流星群」極大日。
ただ、数年に一度の絶好の観測好機(月なし・ピークが夜)、オマケに快晴ときている。

昨晩は寒くなかったので、仕事帰りにジテツウルートを十三峠か、信貴山経由にして
周りに灯りのない山中から見てやろうと思っていた(ホンマ)んだけど、
この前、娘と見に行った「しし座流星群」が曇りの不発に終わり、
残念がっていたのを思い出して、仕事を定時で切り上げて速攻で電車で帰宅 ^^;

支度を整え、娘を連れて周りに灯りのない所へ車で移動。

観測点は、学校の運動場ほど有る芝生のなだらかな丘陵公園。
新月で真っ暗、懐中電灯を忘れ足元が見えない。
方位磁石代わりに持ってきたポータブルナビの画面で照らしながら丘の上に向かう。

娘は途中で既に、流星を発見!これが生まれて初めて見た流れ星になった。

目が慣れてくると、満点の星空。
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見えすぎて、どれがオリオン座かも分かりにくい。
中央上のひときわ明るいのがアルデバラン(0.85等星)か・・・(全然知らんかった)

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双子座(東の方向)を眺めること数分、ボクがカメラの用意をしていると、
2つ目をみつけたと隣で大はしゃぎ。

結局、寒空の中30分上を見上げていた。
ボク…2ヶ、娘…6ヶ
流星は0.5秒ほどで儚く消えてしまうが、頭にはシッカリと焼き付いた。
カメラでは捉えることが出来なかったのは残念だった。

カメラの操作をしていたのもあるが、どうやら娘とは見えている星の数も違うらしい。
帰ってパソコンで写した写真を見て、ボクが「こんなに星が出てたのか!」
と驚くと、「お父さんは見えてなかったの?」 と。

最初画面にホコリが付いていたかと思った、細かい星の集まりも見えていたと。
後で分かったが、それはプレアデス星団・・・そう昴(すばる)だったのだ!

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振り返って西の空を見たら、こんな感じ。
中心の明るい部分は、王寺の町と山向こうの大阪の町灯り。

バタバタと忙しい年末にホッコリとした素晴らしいひとときでした。

クラシックの次は、星空(天体)にも興味が湧いてきた・・・
なんでも、体験してみると面白いんだなあ。