6月の最後の週末は恒例の
【内灘サイクルロードレース】
石川県河北の干拓地で行われるイベントだ。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=db3a29abe2969a4f3c7b99b009c6dc8a
名物は干拓地ならではの長ーい平坦ストレート。
そして、ロードレースもやってるが、タイムトライアルが有名。
土曜の朝、大阪を発って石川県へ。
いつもなら、金沢箔で、近江町市場なんかで昼飯食って、現地で受付と試走。
今年は、宿を会場の北側に取ったので、思い切って能登観光。
あいにくの雨だったが、七尾・和倉をチョイチョイと回って、夕方宿に。
帰りは強い風と雨で、お目当ての千里浜海岸(なぎさドライブウェイ)は閉鎖だった。
今年は、宿飯。
居酒屋宴の満足度は無いけど、さんざん昼間食ったので、ゆっくり出来てこれはこれでいいかな。
当日・・・・雨。
風も強い。
宿を5:30に発って、会場に6:00入り。
小雨のなか、とりあえずチームで一周試走。
今年は、チームタイムトライアルと、個人タイムトライアルの2種を走る。
コースはド平坦10kmで、チームが2周(20km)、個人が1周(10km)。
最初の種目はチームTT、ボクらのチームは女子混合なので、上手くサポートしながらどこまで伸ばせるかが鍵となる。
一周目に温存しながら、二周目少しづつペースを上げて、ラストは全力を出し切ってスプリントのようにゴール。
唯一の女子のがんばりで、予想以上の結果が残せた。
さて、問題の個人TT。
今年は肩の故障もあって、練習不足の上、腕を前に伸ばすことが出来ないので、TTバーは非装着とした。
まず、言い訳しておこう。
スタートから、長い直線2.5km減速の要らない軽いコーナーを曲がって更に1kmのストレート。
この区間は横風。
スタート直後は、メーターよみで43km/hぐらいまで出るが、徐々に失速。
3.5kmの区間の最期は32-35km/hと言うていたらく。
そこから650mの真逆風の区間。
30km/hを割り込む勢いで速度が出ない。
裏のコースは、横風だが若干のフォロー、35km/hを割らないように耐える。
ここらから、口呼吸し過ぎで血の味がしだす。
情けないなあ。
脚もパンパンになり、重いのは踏めず、軽いのは回せずのジレンマに陥る。
最後の長い直線はゴール前200mのコーナまで1.2km、ここは完全な追い風。
最後の力を振り絞って40km/h下回らないように粘る。
断っておくが、これは全然すごいことではない。
普通の選手は50km/h近く出てるんじゃないかな。
ま、今なりに頑張った。
ラスト200mは、もう踏む力もないので、ダンシングで加速してゴール。
速報では、なんとかアベレージ35km/hを超が救いだけど、ま、ケツから数えたほうが断然早い順位だった。
吉報は同行した女子が、チームタイムトライアルで、準優勝と3位をもぎ取ってきたことだ。
いや、頑張ってたから、ボクらもホンマに嬉しい。
ただ、心折れることも、遅いなりにもペースが垂れること無く、復帰1.5ヶ月では納得が行く結果だった。
ずっと下ハンドル持ってたので、痛めている肩がかなり痛い。
レース中は全く気にならなかったのは、痛くなかったのか、夢中で忘れてたのか、アドレナリンが出てたのか・・・
帰路、もう一度「なぎさドライブウェイ」にチャレンジするも、またもや通行止めだったのは心残り。
金沢で人気の【まいもん寿司】で舌鼓を打って、お腹は満足な遠征は終わりました。
好きでなかったTTレースだったけど、ちょっぴり面白かった。
来年もきっと来るだろうなあ。
例年のごとく、長距離苦手な、ま~ちゃんとボクで、必死の帰路でした。。(^_^;)