やっぱ軽くなりたい!?Ⅱ

自転車とカメラを愛する小太り中年オヤジの減量?日記 最近は走ってないなぁ、、

グラベルロード

新年最初の作業

2022年賀状sns

新年明けすぎて、すみません・・・

相変わらずのバタバタでして、
年末年始は12/31~1/3だけ会社休んで、
家事と双方の実家行ったりで
1/3夕方ようやく時間出来て初詣ポタ。
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桜井の【大神神社】(オオミワジンジャ)まで。
まだ、人出も車も多く大鳥居の前で合掌してオシマイ。
(写真は閑散としてますが信号で途切れていいるだけです)

12/30と1/4は出勤するも、
お得意様もお休みでしたので、
溜まった残務をこなし、プチ自転車整備。

上写真のcannondaleロードバイク
タイヤ/ホイルを新調して
Continental GP5000 28C/ONE AER R5
にしたので元々付いてた
vittoria RUBINO PRO 25C/KNФT HollowGram 35 Carbon
が浮いた。
もったいないが、たぶんロードバイクでは使わないので、
グラベルバイクでの通勤・お気楽ライド用につかえばと画策。
ところが交換してみたら・・・
ディスクローターがブレーキパットに擦りっぱなし!

なんと
元々のグラベルバイクのオリジナルホイルと
ディスクのオフセット(取付け)位置が微妙に違う。
規格ってカッキリ決まってるんとちゃうんか?!

と言うわけで調整作業。
仕入れいておいた内径Φ35mmのスペーサー
で調整することに。
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実は年末仕事後に作業始めた最初の第一歩で、
ディスクローターを止めている特殊ネジ、
ロックリングを舐めてしまった

安い工具(写真右LIFUの工具セットに入ってた)を使って
手を滑らせて、アルミのロックリングをズルっと・・・
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経験上これ以上作業すると
取り返しの付かないことになるので
お店に持ち込んでプロに任せることに!
年末最終日の閉店前に駆け込み
贔屓のメカニックさんにハズしてもらった。
忙しいときスミマセン。。。

スペーサーはトライ&エラーで合わせていくので
何度か取り着け・外しを繰り替えす事になります。
なのでメカニックさん御用達のプロ用工具も購入。
(写真上左側、ParkToolのロックリング外し)

とりあえず年内作業はここまで。


年始、仕事を切りのいいところで終わらせ
作業再開!新工具で早速トライ。
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工具全然違う、、
しっかりと歯が掛かって安心して作業できる。
幾らでも締め付けられるので加減しなきゃ。

ディスク位置調整のスペーサーは
ディスク取り付けのスプライン(ギザギザのとこ)の下になる。
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写真では分からないがスプラインのギザギザ部分だけ
内径より大きいので
そのままではシム(スペーサー)がハマらない。
なのでシムの一カ所を切って入れる。
(作業方法聞いていて良かった)

フロント:0.3mm
リア:0.4mm(0.3+0.1)
でぴったりブレーキユニットのセンターに合った。
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たったこれだけのズレでアカンとはディスクブレーキはシビアだ。

これで2つのホイルを調整なしの交換だけで使い分けられる。

、、いつ試せるかな

春日山・当尾の里グラベルライド

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若草山山頂、視界良好、鹿居良好!



秋晴れに誘われて、グラベルゆるポタ。
仲のいいメンバに声かけて10名で歴史ある奈良の街道・遺構を巡ってきました。


コースマップ(RidewithGPS)

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JR奈良駅集合
構成メンバは様々ですが、年齢は高め(笑)
「ボ、ボ、ボクらは中年チャリンコ団 ♪」
ま、この元フレーズ知ってる人は紛うことなき中年です。
グラベル4台・シクロクロス1台・MTB4台・シティクロス1台
おじさん7名と、おばさん、もといお姉さん3名

JR奈良駅から三条通から春日山林道へ。
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春日山遊歩道は、世界遺産「春日山原始林」を抜ける林道で、日本でも有数の整備されたグラベルロード(砂利道)だと思います。
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若草山山頂からは視界よく見えてましたが、風が強~い。

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若草山山頂から、奈良奥山ドライブウエイから柳生街道の石切峠へ。
奈良駅からずっと登りだったので、参加者から「話が違う」ブーイング。
いえいえ、ここからは下り基調ですから、ご安心ください。

しばらく林の中の舗装路を下ると県道184号須山西狭川線。
そこから、地元の山林を抜ける岩船寺方面へ。
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このあたりから「当尾石仏群」を巡るハイキング道が出てきます。
本来なら岩船寺へ寄るのだけど、ショートカットして、浄瑠璃寺へ石仏見ながら向います。
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「浄瑠璃寺や岩船寺周辺は小田原と呼ばれ、寺院や修行場が散在し、多くの磨崖仏が造立されました。これらは道を行き交う人々を優しく見つめてくれる道しるべとしての石仏達です。」
出典:
木津川市観光ガイド http://0774.or.jp/spot/sekibutu/

浄瑠璃寺門前通りのお店でランチ。
浄瑠璃寺はこじんまりとしたお寺ですが、中心部に池があり、本堂(国宝)と対峙する形で三重塔(これも国宝)を眺める伽藍の美しい山寺です。
なにより拝観が無料なのが素晴らしい。
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紅葉の時期は素晴らしい景観となりますが、観光客も増えますので自転車で巡るには、まだ寒くない今がいいのだと思います。

浄瑠璃寺から、数点の石仏を鑑賞しながら、JR加茂と木津駅の間より
「大仏鉄道遺構跡」
を巡り、木津川市の住宅街から奈良公園へ戻りました。
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少し時間があったので、鴻池競技場前の「オランダ屋」で一服。

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定番の東大寺の見所を少し回って帰着、解散となりました。

秋晴れの1日、ごちゃ混ぜ中年ちゃりんこ団で楽しい1日でした。

ご参加の皆様ありがとうございました。

鹿テラスから当尾石仏群

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コロナの影響&体調不良でくすぶっていた夏でしたが、
気持ちのいい季節に変わりましたので、気を取り直し久々にライドに。

同じく体調崩してた、ま~ちゃんと「グラベルお散歩in奈良」

奈良公園~春日山林道~若草山山頂~奥山ドライブウエイ~柳生街道~東海自然歩道~岩船寺~石仏の里~浄瑠璃寺~大仏鉄道遺構(加茂・木津)~奈良刑務所跡~鴻池競技場~奈良公園

いつもなら自走で奈良公園まで行くのだけど、車でJR奈良駅近くのコインパーキングに。

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春日大社参道から、春日山林道をとおり「鹿テラス」(自称)へ。
「鹿いないやん」、、、いやいやカメラ向けたら居なくなるのよ。ホンマ。

「鹿テラス」なんて無いんだけど、若草山山頂は多分皆が思うより絶景で、
「びわ湖テラス」や「うさぎ平テラス」には少し負けるけど、
cafeでもあれば素晴らしい施設になるだろうなあ、と負け惜しみで。
まあ、奈良はこれがいいんだけど。
(※世界遺産でもあり、山頂部は古墳なんで絶対無理ですが)

若草山から石切峠へのアプローチまでは、
「奥山ドライブウエイ」
砂利道の有料道路だ(自転車はタダ、普通車だと¥1860)

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歩くと結構時間かかるけど、4kmほどなんで自転車だとすぐだ。
車も殆ど通らないから世界遺産「春日山原始林」の中を楽しみながらのんびり流す。

芳山交番所で柳生街道と交差し、石切峠から東海自然歩道を抜けると奈良高原の一部(柳生や布目方面)の一般道に抜け、そこから「岩船寺」へ。
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「紫陽花の寺」で有名ですが、時期違いなので入寺せず。

この辺りから「浄瑠璃寺」あたりが
「当尾石仏の里」(当尾磨崖仏文化財環境保全地区)
となり、すでに京都府に入っている。

石仏を巡るには、舗装路からジープ道やシングルトラックを行くことになり、
普通のロードバイクでは無理だ。
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ほぼ、オフロードをつなぎ「浄瑠璃寺」へ。

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こじんまりとした山寺ですが、池を中心とした伽藍が美しい。
本堂と三重塔は国宝である。

門前に飲食店が数件あり、猫ちゃんが沢山いることでも有名。
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浄瑠璃寺からまた石仏を巡るオフロードを走り一般道にでてJR木津駅近辺へ。
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この辺りも美しい田園風景で癒やされます。
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木津駅から奈良駅方面へは、昔鉄道が走っていて、その遺構を見ることが出来る。
残念ながら廃線跡はほぼ無い。

数カ所、隧道跡や鉄橋跡があるのみだが、明治に機関車が走ったことを思うと感慨深い。
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▶大仏鉄道遺構巡りMAP(PDF)

木津の住宅地にまでくると、もう面影はない。

太古から現代のcafeにタイムスリップし、一息。

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【UMEMIDAI COFFEE】

自家焙煎の珈琲が美味い。

背中にはまだ、行きの車で寄った、ベーカリーのパンが入ったままだ。
ランチ場所をさがして鴻池競技場に出来た、美しい【スターバックス】・・・・
の前の池の畔で缶コーヒーでピクニックランチ(笑)
(スタバの敷地内では無いです、誓って)

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シャカリキのところがない、楽しい観光グラベルライドでした。

お付き合い頂きました、M氏ありがとうございました。

だいたいのコース雰囲気がわかったので、
35kmをのんびりと1日かけてサイクリングしたい方は是非ご一緒しましょう。
グラベルでなくても、MTB・シクロクロス車・クロスバイクでもOKです。

初ライドはアドベンチャー


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正月明けの2週目に、ショップイベントが近くの丘陵地帯であったので顔だしてきました。
なので、ロードバイクでなく、グラベルロードでのライド。

実は出発前、早く到着したのでウロウロしている時、車止めにひっかけて自転車を倒してしまい、エンド金具(リアメカを止める部分)を曲げてしまいまい、大丈夫かなと変速したら大変なことになってしまいました。

スポーツサイクル歴は長いので、大抵の簡易なトラブルは処置できるのですが、、、
前メカとフレームの隙間にチェーンが食い込んで万事休す・・・・か!!??

山崎御大が、駆けつけて、チョイチョイと思わぬ方法で対処。
さすが、自転車屋さん!!!(笑・元オリンピック代表です)

エンド金具を長めのアーレンキー借りて、曲げ直し、ワイヤの張りと変速リミッターを調整して復帰。
良かったよかった。。

超地元のお山なので、なんとなしに案内係になって、久々に大勢の方とライドツアー。
楽しい1日を過ごせました。

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お声がけ頂きましたシルベストサイクル様、ご一緒いただきました皆様、ありがとうございました。

Diverge破損(T_T)

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先日のこと

「今日は早めに仕事にケリ付いたので、のんびり自転車で帰ろ♪」
と20:00過ぎぐらいに新ジテツウ号のグラベルバイクのサドルを跨いだ。

大阪市内の喧騒を抜け、国道に入ってしばらくした頃
「カラン、チャリリン」
と、金属が跳ねる音がした。
ボクの自転車に微かに違和感があって、ペダルを緩めたらちょうど信号で停止。

「なんやってんやろな?」とは思ったけど、気に留めず信号が変わってスタート!
 ・
 ・
あれれ、ペダルが回らない?

止まり、降りて自転車を見てみると。。。
「えっ!」(上写真)
リアメカがひん曲がってる

すぐに状況は把握。
シクロやMTBでは時々見る、異物がディレイラーとチェーンの間に挟まったままペダル回して、プーリーゲージがテコに、ディレイラー取り付け部(ディレイラーハンガー)が曲がってしまう状態だ。

気づかずに思い切り漕いだら、リアディレイラーが吹っ飛んでしまうこともある。

泣きながら、どうせならと原因のブツを探しに行った。
車が通る度に、さっきと同じ音がする「カラン、チャリリン」
あった。鋼材の切れ端だ。
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当初は前輪で踏んだのが跳ねて、チェーンとディレイラーの隙間に入ったのかと思ったけど、冷静に考えたら金属音は聞いたけど、踏んだ衝撃は無かった。
という事は、路肩を走っていたのでその横を車が通ったときに、金属棒を踏んで跳ねたのが挟まっただろう。
おお、何ということでしょう

嘆いていても仕方ないので、ともかく走れるようにしたい。

どうせ、ハンガー部リプレーサル(交換可能)なんで、荒療治で思い切り曲げ戻してみることを試みる。
フレームとハブ軸がシッカリ止まっていれば、他の部分に負担はかかりにくいはずだ。
アーレンキー(六角レンチ)を突っ込んで、力を加減しながら曲げていく。

ある程度戻ったけど、ディレイラー自体が(プーリーゲージ部)が捻れていて、こちらは戻すことが出来ない。万事休す

どこかのギアに引っ掛けたら変速は出来ないけど走れるか!?
と、とりあえずディレイラーを外す。

ケーブルが垂れるので、手持ちのマジックテープベルトで固定。
「よっしゃOK、ギアは固定で漕げるかな?」

甘かった、チェーンがたるんだままだと、勝手に変速?してスプロケとホイルの間まで行ってしまうし、チェンリングからも外れてしまう。
悪いことに、チェーンカッター持ってなかったの縮めることは出来ない。
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さて、、、覚悟を決めて押して行くことにする。

ジテツウ距離30kmのうち、おおよそ10km走ってきたので、事務所に戻ることに。

時刻すでに22:00に近い。

鍵かけたり、警察署(すこし戻ればある)に預けて電車で戻ることも可能だし、タクシーと言う手もあったのだけど、気持ちは落ち込んでるし、手はベタベタ、レーパンも手を拭ったから汚れまくりなので、なんかそんな気にもなれず、夜風受けながら歩いて戻りました。
ロードシューズでなくてヨカッタ。

約10kmを2時間半、、、ツカレタ
深夜事務所に戻って、手を洗って着替えて、ビール飲んで牛丼大盛り食べて、ふて寝しました。
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(教訓)
これが、吉野の山奥だったらどうなっていたか。
チェーントラブル、20年以上チャリンコ乗ってきていままで1回しか無かったので、油断してました。

パンク系は、予備チューブ2本、パンクパッチ、タイヤ切れ用のパット、空気入れも自立ホース式と万全なんですが、あとはアーレンキーしか持ってなかった。
携帯工具はやはりトラブルがあることを前提に一通りは揃えて持ってないといけませんね。

ジテツウ時はトラブルの時に自転車を置いていけるように、ある程度きっちりした鍵を持たなくてはいけないです。

あと、今回はMTB用のペダルとシューズだったので問題なく歩けましたが、ロードシューズだったら1km歩くのも大変。利便性を考えたら練習時はロードバイクでもSPDペダル&シューズにしよう。


みなさんも油断なさらずに。
自転車乗りはベテランほどいい加減な携帯工具になっている事が多いので、一度見直してみてはいかがでしょうか?

アドベンチャーロードで丘陵トレイル

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アドベンチャーロード【SPECIALIZED DIVERGE】を購入し、特性を活かした河川沿いの砂利道・里山のハイキング道や、サイクリングロード・ヒルクライムコース等様々なコースを走りましたが、ちゃんとした山道でどの程度走れるか、近くの丘陵を試しに行ってきました。

実はこの丘陵、MTBで走っていた頃(20~10年前頃)の定番コースなので、ルート・路面・斜度はよく知っています。

先日ショップのツアーライドでも、借り物のアドベンチャーロードでここのメイン道を走りました。
大勢の皆さんとの体験的なものだったので、わいわいと楽しく乗ったり押したり「おっ、意外と走れるな」との感想が購入の決め手でもあったので、今回はどのぐらい山を乗れるかを試しに。

こんどは自分のバイクでマイペース、山用に軽いギアも装備しているのでどうなるか。

38Cのグラベルタイヤの空気圧は、アクセスの一般路の軽快さと、山道のスネークバイトパンクを避けるため3.5気圧に(もう少し低いほうがいいですね)。

有名なお寺脇から入山。まずは、シングルトラックで尾根を目指します。IMG_4040
斜度が弱いところは問題なく走れます。

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尾根に向かい斜度が上がります。
ロードにはない、38×36T、38×42Tが生きてきます。
上りの山道はトルク掛けたら駆動輪(後輪)のグリップを失いますので、力を抜きながらゆっくりと回します。
短い駆け上がりは、手前で速度を載せて勢いで乗り切ります。
木の根や岩の出っ張りを避け、どこを走り抜けていくか事前に確認してトライ。

テクニックが要るトレイルライドは面白い。

上りはタイヤ滑らせてしまうと、走れないだけでなく、路面を痛めてしまうので無理は絶対禁物。
潔く降りて押すことは、怪我も防ぎますし大切だと思います。

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様々な生き物と遭遇しますが、ボクらは侵入者なので「お先にどうぞ」と。

尾根に出ると整備された、ダブルトラックとなり快適に。
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この日もたくさんのハイカーやMTB乗りと会いました。
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こういう道を走るのが、アドベンチャーロード、グラベルロードの真骨頂。
MTBより快適かもしれません。
ただし、ブラインドも多いので飛ばすのは絶対厳禁。

一旦国道(酷道?)にでて、迂回別ルートへ。
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ここは、山中の「薪窯のパン屋さん」。

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酷道(笑)すこし登って、脇から尾根道へもどるルート。
ここも昔よく走ったなあ、この丘陵はホント良いコースが沢山あります。
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下りの後、障害物を担いで乗り越えるとき、太ももに激痛!
「やられた!蜂かブヨか!!」
患部を見たら、、、、、
火傷でした、焼けたローターをモモに当ててしまいました(T_T)
くっきりと焼印が・・・
ディスクブレーキの皆さん、要注意です!ってこんなヤツいないか(笑)


ここでディスクブレーキのお話。

・リムブレーキより効きます!
同じ制動力ならリムブレーキより弱い力で済むため、長い下り・きつい下りに余裕が出来ますね。
女性等の握力がない方、下りが苦手でブレーキが多い(ゆっくり下る)方はよりメリットを享受できます。ただしホイルロックを防ぐため効きを抑えたものもあります。

・雨や水たまり等での「濡れ」の影響が効きには殆どありません。
これは、河川や水路横切ったりすることのあるトレイルでは大きなアドバンテージですね。

・リムの振れにも影響しません。

・カーボンリム等の熱影響を気にしないで済みます。


ブレーキの種類(方式)は大きく2種類。
ワイヤー引きと油圧(ハイドロリック)。
油圧式はタッチが良く、軽い引きが特徴です。ワイヤの摺動がないためリアブレーキとフロントの感覚もあまり差がありません。(ワイヤどうしてもリアがもっさりする)
あと、ワイヤ引きなのにブレーキ本体が油圧という変わったのもあります。

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メンテはワイヤが楽ですが、油圧はトラブルが無ければ定期的なオイル交換だけなのでバイク運搬や収納を取扱を慎重にすれば問題ないと思います。
(パット交換の手間は異なりますが大したことありません)

ディスクにはデメリットもあります、
・通常自転車は右側にドライブトレイン(駆動メカ)が集中するので「立てかけ」や「担ぎ」のときに左側を壁や身体に当てるのですが、ブレーキが左側側面に来るので気をつけなければなりません。
・機種専用のパットしか交換出来ません。(専門店ですら取り寄せになることも多い)
・輪行等の取扱を繊細に(特に油圧)
・若干リムブレーキより重くなります。
・リムブレーキ以上に熱を持ちます、火傷します↑(笑)

ただデメリットを上回る、操作性・効きですので、アドベンチャーロード・グラベルロードにはほぼ標準で装備されています。

横道に反れました、、、
閑話休題、

尾根を戻り、山を降りるルートは一般道にしました。
MTBは下りが楽しいので、ついハイカーやトレイルを忘れかっ飛んでいく方を時々見受けられます。(ほとんどの方はハイカー優先でこの場所を大切にしていますが、たまにね)

全国で自転車がトレイルから閉め出されつつありますので、自分の首を締めないように。
ここも北エリアは以前のMTBブームのときに乗り入れ禁止になってます。

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夏になると、里山トレイルは出来なくなります。

いや、できるんだけど、
肌の露出が多いのに毒虫・蚊・かぶれる草が増殖し、ロードライドと違って負荷が強いのに速度が遅く風を受けないので暑さ汗が半端なく、そこに土埃がまとわりついて体中ドロベタ真っ黒けになり、不快この上ない。また秋を楽しみにします。

しばらくはフィールドを山のジープロード等へ移し、涼しくてシッカリとしたところを探して楽しみたいですね。

この万能バイク、ほんとに楽しい。
ベテランのロードレースメインでない方には是非セカンドバイクにおすすめします。
初心者のなら、まずはフロントダブルがいいかな。

アドベンチャーロード【DIVERGE】その2

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太くて大きなタイヤがことのほかカッコいい!


いろんなシチュエーションである程度乗ると、
通常のロードバイクとの違いが、乗り心地・走行感・安定感(前頁述)以外に、大きな違い
「フロントシングル & リア超ワイドギア」
があります。
シクロやMTBでフロントシングルはメジャーになってきましたが、ロードの世界でもアドベンチャー・グラベルではちょっとずつ浸透してきました。

このバイクもそうなので、改良点と今後のことを掘り下げてみます。


通常のロードは
前2× 後10~12速 ですね。

一般的な人が乗るコンパクトドライブだと、
前50・34T × 後ろ12-25Tぐらい、ギア比で1.36~4.17
(下表の1番上、紫)

このバイクはノーマルだと、
前42T × 後ろ10-42T、ギア比1.0~4.2
(下表の2番目、赤)
つまり、一般のスプロケットと比べてロー側がかなり軽く、トップが同じぐらいです。
普通のロードのフロントインナー34T換算だと、リアスプロケット34Tの大ギア相当となります。
カセットに34TなんてMTBかよ!と思うのはもうちょっと古いんです。
今はフロントダブルでも、ミドルゲージのリアメカと組み合わせて30Tオーバーをロードでも使うようです。

フロントシングルギアの考察

変速機1つ(後ろ)だけで重くも軽くもできるなんて、イイじゃないか!
と、思われますが、その分ひとつひとつのギアの間が空きます。
上表見たら、最も使われるであろう、ギア比2~3.5の間に、
フロントダブルなら、おおよそ9ギア(重複箇所除く)
このバイクだと、4~5ギアしかありません。

キャプチャ

スポーツサイクル乗っている人はわかると思いますが、自分の脚の回しやすい回転数(ケイデンス)はだいた決まっているので、走りたい速度で、その回転数にならないギアが出てきてしまいます。

ある程度慣れますが、対策するには必要なスプロケット(カセット、コグ)の交換しかないのです。

他にドライブ関係で思ったのは、
一番重いスプロケット10T(ギア比4.2)は特に要らない。
(通常ロードだと50 × 12T相当)
10Tは、通常のフリーボディでは物理的に無理なので、SRAMのXDドライバーと言う特殊なシステムでしか対応出来ません。レアで高額なシステムなんです。(SHIMANOの小径車用のコンポには有りましたが)
逆に、XDドライバーでは通常の11Tトップや12Tトップのカセットスプロケットは設定がありません。
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なので、このホイルはこの標準のカセットスプロケット(10-42T)を使わないともったいないのです。


今度はロー(軽い方42T)は舗装路なら十分以上だけど、アドベンチャーロードなんで、山に入ると超激坂や、抵抗の大きいオフロードの坂にであうシチュエーションでは必要。欲を言えば更に軽いギアがあるといいなとさえ思います。

トップ側は重すぎ、ロー側はもっと軽くていもいいと言うことで、全体的なギア比を上げる(軽くする)ために、フロント側のチェーンリングを小さくしてみました。
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これで約10%全体に軽くなります(上表4番め緑)
通常よく使うギア比が使いやすくなるのと、トップ2枚目まで常用となり、ローが1.1とスーパーローギアが誕生となります。

ただし、ジテツウやロードメインで使うには、ロー側が軽すぎるし、カセットスプロケットの歯間飛びし過ぎなのでホイルごと変更を目論んでいます。
ロード重視の28か32Cのセミワイドのタイヤに、12-32Tのクロス気味のギア。
ロー32Tが心配だけど、通常のロードで50 × 29Tに相当するので普通なら大丈夫、、かな?!

グラベル用でなく、ロード用のディスクホイルなんていいなあ。
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【フルクラム RACING ZERO DB】

夢は膨らみますが、とりあえず激軽ギア比1.1が手に入ったので、一度丘陵のトレイルを走ってみよう!(次回)

関連記事
▶「アドベンチャーロード【DIVERGE】」

アドベンチャーロード【DIVERGE】

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2018モデルのSPECIALIZEDのアドベンチャーロード



購入の経緯は、前に書いたので割愛します。

(スペック)
SPECIALIZED DIVERGE MEN EXPERT X1
サイズ:48
フレーム:FACT 9r carbon
コンポ:SRAM FORCE1
タイヤ: Specialized Trigger Pro 700x38mm
チェーンリング:42T
カセットスプロケット:10-42T/11S
定価税別¥390,000(8%込¥421,200)


(変更)
ハンドル:アルミ(420)、ショートリーチ・浅曲がり
ステム:TOKEN TK9320MTX 鍛造アルミ 100mm・-20°
(※後にチェーンリングをFORCE1 38Tに交換)
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サドル:AVOCET O2
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ペダル:PD-M858
pdm858_v_1


何度も書いているが、カテゴリーは
●アドベンチャーロードバイク
となる。メーカーにより「グラベルロード」「Xロード」「オールロード」等々呼び方が異なるが、通常のロードバイクと違い、砂利道・オフロード・ダブルトラック等の非舗装路も走れるように工夫がしてある。シクロクロスと似てるが、フレームジオメトリは低重心・安定志向となっている。
主には
・太いタイヤ(30-50C)
・ディスクブレーキ
・12mmスルーアクスル
・ハンドルが寝ている
・BBが低い
・ダボ穴が多い
が従来のロードバイクと異なる。

ちなみに、このバイクは
・カーボンフレーム
・38C ・油圧ディスクブレーキ
・ダボ穴は通常ロードに準じる
となっています。

まずオリジナルのまままたいでみる、うーむ、ハンドルが高くて近すぎる。
ハンドルの形状はウイング型というか、ステムクランプ位置から上ハンドル部分が持ち上がって羽のようになっている、幅も広いし、下部が少し広がっている。
オフロードを加味しての安定志向の様だが、ロードのポジションに近づけたい。

とりあえずなので、ノーブランドの安価なハンドルに変更。
幅はいつもの外外400から、外外420の少し広めにした。

さらにステムを70mm-7%から、100mm-20%のTOKENへ。
フューチャーショックのスペーサーを薄い方に。
これでなんとかロードポジションに近づいた。

サドルは手持ちのお気に入り「AVOCET O2」(超~古い)

ペダルはMTB用の「SHIMANO PD-M858」これは20年近く前のXTRグレードの迷作ペダル。
実はクリートが専用モデルで、SM-SH52というのを使います。
41gt2-SRPwL._SL500_AC_SS350_
レースグレードのMTBペダルとして致命的な泥づまりに弱かったため短命でした。
ただ専用クリートと使うと「パチン」と嵌まるフィーリングの良いペダルです。



ポジション出たので実走。

走行感はレーシングロードに比べたら重厚。
セミスリックはいたMTBに近いかな?
38Cだからエアボリュームを生かして3気圧ぐらいだとイイ乗り心地。
段差や悪路もかなりいなしていい感じ。だけど走行感、特に加速が重い。
一応、前屈ドロップハンドルのロードバイクなので、速度が乗ってしまえば一定速度での走行はお手の物。


悪路・グラベル(砂利道)・山道での快適性や走破力はシクロに準ずる。700Cの大径ホイルに大きなタイヤなので小さなギャップは踏み越えて進みます。
山岳シングルトラックでなければ、軽いギアもあって結構どこでも走れちゃう感じです。

欠点は障害物にペダルが当たりやすい。
低重心にしたためにBB(クランクの軸)位置が低いからだで、寝ているFフォークもあって完全な安定志向。
フューチャーショックという2cmしか動かない簡易なスプリング構造のフロントショックがついています。
2cmとはいえ、タイヤそのもののクッション性に足されガツンというショックがマイルドにいなし、かつハンドルの動作・剛性にほとんど影響しない機能もマル。

軽く走るのを目的にこのタイヤで6気圧まで入れると、クッション・グリップ性が損なわれ持ち味を発揮できなくなります。

距離を乗る場合は4-5気圧、丘陵のオフロード走るなら2.5-3気圧という感じでしょうか?



展開として、オンロードメイン(ジテツウも)ならタイヤを28Cや30・32C等の太めのロード系タイヤを履くけばいいですね。
ゴムが柔らかいし、砂地や泥はアカンが意外と悪路でもスリックでグリップするらしい。
山道に多く入るときはオリジナルの38Cにと使い分けたらいいな!
キャプチャ
そうなるとホイルがもう一つほしい。カーボンホイルなんていいだろうなあ(笑)
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カーボンホイルの取扱はリムブレーキだと繊細なのだけど、ディスクブレーキだと摩擦熱なんて全く無関係なんで安心だ。



他にアドベンチャーロードが普通のロードとちょい異なるのが駆動系。

DIVERGEで行く!山辺の道(北)ルート

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SPECIALIZEDのアドベンチャーロードバイク「DIVERGE」
ロードバイクなのに、きつい山道以外は結構どこでも走れちゃう万能サイクリングマシンです。

身近な奈良盆地には、舗装路でもなく本格的な山道でないハイキング道がたくさんあります。

この日は「山の辺の道」と言う奈良県民か、歴史に興味がある方以外はあまり知らない?コースの北半分を奈良公園あから南進しました。
「山の辺の道」は奈良盆地の東側の山裾を縫う様に(三輪~天理~奈良)南北につながっており、日本史に記録されている最も古い道とされています。
現在でも南コース(三輪~天理)はハイキングルートとして人気があり、検索するとほとんどが南コースばかりがヒットします。

山辺の道全コース
(ルートラボ一般投稿者ルート図を引用、今回とは異なるコースも多し)


まずスタートの奈良公園の南端「高畑」まで走ります。
最短は郡山ICからJR奈良駅に抜ける旧R24なんですが、せっかくですので裏道を探して走ります。

ルートを説明するのも恥ずかしい行き当たりばったりなので割愛(笑)
面白いコースもあったので整理してルート化したいですね。
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普段の倍時間をかけて、高畑に到着。
春日大社の南からスタートで「新薬師寺」「白毫寺」のそばを抜け、名張に抜ける県道(80号線)にでました。でもいきなりルートロスト、あれれ?

「こりゃ分からんわ」という入り口を発見!進みます。
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すぐに「鹿進入禁止柵」があり農業被害の深刻さが伺えます。

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早速ええ感じの地道、たのしいなあ。

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美しい竹やぶを抜けます。

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小川を越え、整備された細道が続きます。

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今度は「猪防護柵」、奈良公園も掘り返されまくりなので多いんでしょうね。

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「圓照寺」の近くは行き止まりが多く何度もルートロス。
お寺の境界には監視カメラが設置され「立入禁止」の札を目にして、コースが遮られているところが多い。あ、また行き止まり(通行止め)だ。。。
後で知ったが「圓照寺」は尼寺で拝観不可で立ち入り禁止なんだそう。
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圓照寺(左側)の敷地境界にある迂回道。

里山を抜けると、見たことあるところ。
「ああ、紅葉の寺『正暦寺』に向かう道路やん!」
正暦寺(東)には向かわず、一般道をしばらくクネクネ南下します。

集落から大きなグラウンド横にでて、その敷地に中に入ると「白川ダム」
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抜けるとすぐに名阪国道の下をくぐり、下り基調で一気に「石上神宮」(いそのかみじんぐう)に到着。
ここで「山の辺の道・北ルート」は終了。
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日本最古の神社のひとつで、鶏が「神鶏」神の使いとして境内に放し飼いにされています。
そういえば、奈良公園には春日大社の神使として「鹿」がいますね。

美しい色々な種の鶏がいてさながら鶏博物館。
東天紅・烏骨鶏・レグホン・ミノルカ等々

石上神宮の境内が山の辺の道のコースなので(自転車は押すこと)、もう少し進みます。
柿畑をぬけ、細い山道を進むと「天理観光農園」にでました。

今回はこれにて終了。
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国道(169号線)まで出て、すこし天理駅側にもどって、遅めのお昼ご飯を摂りました。

茶房・御食事処「山鳩」
大きな駐車場がいつもイッパイでまえから目をつけていたところでした。
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【チーズハンバーグコンビ】¥1,050(税込)
ハンバーグ小さめだな(チーズがかかっている部分)と思ったら、デッカイ肉団子みたいに分厚かった(笑)ご飯の器もよく見たらデカイ。お腹いっぱい!!

魅力的なメニューがいっぱい。
うーん、定番になりそうだ。
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茶房・・・って、ほとんどメシ屋やん!
でもランチタイム以外も食事できるのはありがたい。


天理から大和川沿いで帰宅。
距離は少ないが、走りがいのある充実のライドでした。

南コースは里山と集落を抜け、一般道(幹線)の少ないコース。
一気に三輪まで行くものいいし、ハイカーの少ない今回の北コースをもっと練っても楽しそうだ。

シクロ車やMTBでも勿論走れるので、今度皆を案内できるようにもう少しコースを詰めておきたい。

しばらくアドベンチャーロードバイクで遊べるなあ!!
(乗鞍の練習はどうするんだ?)

Diverge初乗り

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アドベンチャーロード、SPECIALIZED DIVERGEの初乗りは飛鳥へ。

正確には、土曜日に事務所から自宅への市街地&十三峠のジテツウコースだったが、あたらしい1×11Sの慣れと煮詰まっていないポジションの調整で終了。
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翌日曜日、大和川-飛鳥川-寺川-米川と河川道路&砂利道を繋ぎ、天香久山経由で飛鳥へ。

奈良盆地内には無数の川が流れていて、大きな川は両岸舗装された河川道路、中規模だと舗装路は片側どちらだけになり、小川や水路は河川管理の未舗装道路がだけも多くなる。

ロードでは舗装され、支流分岐にも橋がある大~中規模の河川しか辿れなく、不満に思っていたが「新しい相棒」だと大概遡ることができる様になり、俄然楽しい。

あちこちに小さな森や、里山があるので、その抜け道を探すのも楽しい。
なんとも言えない懐かしく美しい風景を愛でながら、ガタゴト荒れた道を走る。
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平坦地に名も知らない寺社仏閣や古墳・遺跡が点在する奈良盆地はグラベルライドにぴったりではないだろうか。

オンオフ合わせて70kmほどののんびりライド。
いろいろと自転車の性格もわかってきたので、次の機会に書きたい。

アドベンチャーロードならではの野良犬ポタ(目的決めずにウロウロと)、カメラ片手に知らないところを探索するのがボクには向いているようだ。

幹線道路や小さな町をつなぐ、細い裏道がたくさんある。
プライベートな道路は避けますので、こっそり楽しませてくださいね。
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あまり知らなかったが、飛鳥はレンゲの里だったのだ。
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何を思い立ったか、多武峰を登ってみた。
普通のロードバイクよりかなり軽いギアもあるので、ゆっくりなら楽勝だろうと。。。

忘れてた、多武峰線の上りは景色あまり楽しめないんだった(T T;)
4.3km・370mUPのヒルクライムはやはりキツいわ。
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