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裏道たる所以、激坂出現。
「う~む」脚を止めて腕を組んでも、斜度が下がるわけではない
ちなみに、見えている先も激坂が続いているのであった


奈良盆地の東側には、比較的高低差の少ない高原地帯が広がっている。
標高は200-500m程度。
月ヶ瀬、柳生、針、大宇陀、室生なんかがあるエリアですが、見どころは少ないので交通量もすくなく、登ってしまえば、田園広がる山里となだらかな丘陵が広がり、爽やかな気候で道路も整備されており、自転車の練習にはもってこいなのだ。
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奈良盆地の地形図
左(西)は、生駒山系と葛城山系を隔てて大阪平野。
右(東)は、三重までなだらかな高原地帯「大和高原」となっている。

ということで、吉野ばかりも何なので、先週末は目的もなしに「そこ」へ向かう。

当然奈良盆地の標高は40-60mなので、当然「とっかかり」はどこも高度差300m程度のヒルクライムとなる。
長くはないけど、どこからも割とガッツリの登攀ルートとなり、おまけに奈良盆地から東へ抜けるのは限られたアプローチルートとなりどこも交通量が多い。

桜井から宇陀へ登るか、、いや西峠も女寄峠も好きくない。
天理から天理ダム経由、、まだマシだけど、面白くない。
春日山南側の鉢伏峠、、、8%の長い直線上りは日陰無く辛すぎる。
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奈良県道80号、鉢伏峠へ向かう長い上り
景色が変わらず、登れど登れど進んだ気がしない。


ナビ(自転車に装着している)で適当に案内させると、知らない道を示す。
「おおぉ、県道80号の南の山の中に、こんなルートあったのか!」
道もクネクネしてないし(←愚か)走りやすそう

鹿野園(ろくやおん)の昔ながらの町並みを抜けると1.5車線の山道に入る。
舗装も綺麗で日陰で走りやすい。

いい道見つけた
と、思ったのもつかの間・・・45CD5E71-7CD4-4DEE-8095-7CB90CB034D2
ドーン!ドーン!と15%ぐらいの激坂が波状攻撃。
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サイコンの斜度計は、気圧の高度計と走行距離から算出される簡易版なので、大きく値が前後しながらとなるが大体の目安にはなる。
13%~(瞬間)23%までを行ったり来たりする。プチ暗峠か~!
もちろん蛇行すると斜度の値が下がる(高度に対して走行距離が多くなるから)が、惰行せざる得ない。
グラベルのスーパーローがあるから乗車で登れるが、ロードギアでは無理だ。

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ナビ画面、青いくねくね道が高円山ドライブウエイ(春日山林道)、その横が正規ルートの県道80号奈良名張線、紫のルートが通っている道。

いつもの80号はガッツリ登った後くねくねしているが、今回のルートは地図上では実にスムーズに見える。
そう、同じ高度を稼ぐなら、くねくね道の方が脚に優しいのだ。
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途中のハイキング道の案内板には「正暦寺1.1km」とある。
そんな場所なんだなあ。

青色吐息を吐きながらようやく峠超え。

当初目的の一つが、
大和高原「自転車道の駅」ハーブクラブ
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モンベルを併設するステキなcafeでモーニングを食べることだったが、、、もういいや

早めの昼食をガッツリ食べようと福住から天理ダム経由で天理の街へ降りることに。
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天理ダム、放水してます。
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食堂系は大概11:00からだから「桃尾の滝」によって時間調整。

まずは「とんよし」に。
郡山「とんまさ」と並ぶ奈良代表のガッツリ系とんかつ屋だ。
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カツ丼大は、ご飯の中にもとんかつが隠れている。写真は並。

ありゃりゃ、サスガ人気店、開店寸前にかなりの行列が出来てました。
小さ店に相席詰め詰めもウイルス怖いのでパス。

次はその横の「さかえ食堂」へ。original
天理大体育学部御用達のガッツリ食堂だ。
ここは茶色一色の「A定」か!とんかつ・ミンチカツ・唐揚げ・エビフライって(笑)
と思ったら、11:30開店だ。30分も待てない。。

で、結局、いつも利用している「陽ざし」へ。
揚げ物の口になっているので「チキンカツ定食」
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超でかいチキンカツで満足満足・・・カツ2枚でなくコレで1枚のモモ肉カツだ。

って、とりとめのない半日ライドになってしまいました~