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はや、ひと月半前の話です。遅れというよりすでにアーカイブスと化していますね

今年は皆さんとの花見は中止。
他府県への移動も自粛なので、近くの桜を見に行く。

超暖冬で桜の開花は例年より10日は早いと言われていますが、奈良の「しだれ桜」(郡山城・氷室神社・天理教本部)は例年通り3月末頃から満開となりました。

まずは、昨年初めて見に行って、既に散り落ちて残念だった
【天理教本部の大しだれ】

3本の枝垂れ桜をまるで1本のように剪定で作られた樹木が2ヶ所。
花の色は、ややピンクと、白に見える薄ピンクと色が異なります。

見事さでは、手を入れ形を整えられた「枝垂れ」では近県では並ぶもの無いほどのない規模です。
建物をバックに荘厳な存在感を醸し出しています。

青空バックにすると映えるでしょうが、曇天の雰囲気も素敵です。

この日の開花は七~八分咲きというところでしょうか?
もう少し開花が進み、花吹雪舞い散る頃もすごいでしょうね。

素晴らしい他を凌ぐ銘木であるにもかかわらず、あまり知られていないスポットです。
(最近はSNS投稿で広まってきていますが)
天理教本部の敷地内の奥にあるため、近くの一般道からは全く見えない事、そして天理教という大きな宗教法人の敷地内であり、一般の人が入るのに躊躇してしまう雰囲気があるのだと思います。

天理教は割と開かれているので、桜もですが、素晴らしい木造建造の本部も見ることができますよ。

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手前と奥の木では花の色が異なります。
ピンク一面の写真がSNSはよく投稿されていますが、実物は淡いピンク。

華やかというより、落ち着いていながら圧倒される迫力です。

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雨上がりに出現する水たまりと撮るのも定番ですが、この日の水たまりは小さくて上手く撮れません。

下写真は、天理教を出て桜井に向かう途中にある
【幾坂池の大桜】
親里球技場近くの池端に咲く、数本のソメイヨシノの中に一本かなり巨大な樹があります。
ここは有名ですが、最近心無いカメラマンが多いからか、今年から池端の遊歩道には入れなくなっていました。DSCF0404

きれいな風景や撮影スポットでは、すこしでも皆より綺麗に・少し変わったアングル狙いたいのは、ボクもカメラ好き・風景写真好きなので良くわかりますが、節度ある行動してくださいね~。