日曜にした、ローラートレーニングで不覚にも筋肉痛と、痛めた関節の鈍痛。

ま、運動再会したところなので、筋肉痛は望むところなんだけど、捻挫の予後がちょっと心配。

二日目に起きた筋肉痛、「歳だから」では無かったらしい。

 |何故筋肉痛が起こるのか  

ボクのBlgo見てる人は、たぶん身内の自転車乗りかトレッカーだろうから、筋肉痛は馴染みの症状ですよね。

「筋肉痛」は広義で言えば、肉離れ等も含む筋肉の痛み全般を言うのだけど、ここでは運動した後に起こる「遅発性筋肉痛」についてちょっと調べてみました。

原因は普段使っていない筋肉を使う運動。
どんなにキツくても、普段やりつけている、ルーティーンワークになっている運動ならあまり筋肉痛にはあまりなりません。
なぜなら、よく使う筋肉は筋繊維も毛細血管が発達し、ちょっとやそっとでは音を上げなくなっているから。

実は筋肉痛自体、完全に解明されたものではないということ。
以前は、運動によって蓄積された乳酸による痛みという説もありましたが、これは違うことが定説となっています。

現在は、運動による筋繊維の微細な損傷からの回復過程で、刺激を伴う物質が生成され、筋膜から痛みが出るということが有力です。

  |2日後に痛くなるのは歳のせい?  

筋肉痛は程度の差があれこそ、直後には起こりません。

「乳酸がたまる」は運動中から起こる事象ですが「疲労」であって、筋肉痛とは別物です。

前述、筋繊維損傷による刺激物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)生成までと、それが筋膜に届くまでの時間と言われています。
そのため、筋肉痛は早くて数時間後、だいたいピークは2日後ぐらいになるようです。

その過程は、年齢との因果関係は全く証明されておらず、
「歳だから筋肉痛が遅れてきた」
と言うのは、関係ないようです。

ただ、老化による筋肉量の低下や、運動量の減少で、同じ運動でもより筋繊維を痛める可能性が高いので、そう思われているのかもしれません。

  |筋肉痛からの回復方法、予防方法は  

※調べた資料をまとめただけなので諸説あります。
 あくまで参考までに。

ツライ筋肉痛の回復を早める方法、、、「ありません」(笑)
回復は、時間経過、俗にいう「日にち薬」ってやつですね。

いろんな俗説がありますが、ほとんど医学的に立証されたものがないのが現実です。

【湿布・消炎鎮痛剤・アイシング
痛みを和らげたり、麻痺させるだけで、早く治るわけではありません。
特に「イブプロフェン」は鎮痛効果ありますが、逆に筋肉成長を阻害するという副作用があると言われています。

【準備運動・運動後のクールダウン運動】
筋肉や関節を柔軟にして、怪我を防いだり、疲労回復には効果があるようですが、筋肉痛(筋繊維損傷)の回復とは関係ないようです。

【サプリメント・プロテイン】
アミノ酸(BCAA)は、持久力UPや、疲労回復効果はありますが、筋肉痛回復を早める効果はないようです。
痛めた筋繊維の回復は過剰回復なので、そのときにプロテインが摂取されていればより過剰に(強く太く)なるので、筋肉増強のための効果があります。ただし、早く治るわけではないそうです。

  |筋肉痛は運動能力向上のための過程  

あくまで、適度な遅発性筋肉痛のことですが、運動により筋繊維を痛め回復することにより、より筋繊維と毛細血管が元の状態より発達し、筋繊維が太くなり、運動のパフォーマンスが上がります。

回復過程(筋肉痛が起きている状態)で、更なる運動するとより強いパフォーマンスがを得ることができるという説もありますが、一般的に筋肉痛を伴うような運動は痛みが収まってからがいいとされています。

これも諸説ありますので、専門家にアドバイスもらう等、詳しくはご自身でお調べください。

ただ、何を見ても、激しすぎる運動は逆効果どころか、パフォーマンスを落とす要因として論じられてますので、そのへんは間違いないみたいですね。
[適度]の範疇はひとによって異なりますが、筋疲労で肉離れ起こしたら元も子もないので、ほどほどに(^^♪


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日の出時刻での通勤もあとすこし、そろそろジテツウし易い季節になってきました。