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今朝は夜明け前に家を出たら、きれいな朝焼けが見られました。


英語でも【morning glow】
ほぼ、日本語とおなじ意味。

中国語だと 【朝霞】【彩霞】
「霞」一文字で、空が赤く染まること(朝焼・夕焼)らしい。



朝夕に空が赤く染まるのは、太陽の位置が低いと目にするまでの大気の層が厚いためで、短い波長(紫から青)は大気の障害に弾かれ、障害物に強い長い波長(赤)だけが目に入るからだそうです。


きれいな朝焼けを見るには、いくつかの条件があります。


1.雲が少ないこと

当たり前ですが、低い位置の光を見ることができることが重要なので、当然それを遮る雲がない快晴が一番です。
したがって快晴が多い、夏場にきれいな朝焼けを見られることが多いです。

ただし、条件により雲に反射する朝焼けや、靄(もや)を通過するときにも、芸術的にきれいなことがあるので難しいところですね。


2.風が少ないこと

風があると、波長の短い青い光を遮るチリが飛ばされてしまいますので、無風時がより赤みが強くなります。
同じ理由で、よりチリが多い夕方のほうが、朝より赤く見えることが多いです。


3.湿度が高いこと

チリと同じで、より青い光が遮蔽され赤く染まります。
夕焼け、朝焼けが雨の前兆というのもそういうことなんですね。


4.太陽が出る前がより赤い。

強い光が赤みを消してしまいますし、より大気を多く通る水平が赤く見えます。


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カメラで、より綺麗に朝焼けを表現する方法。

デジカメには、よほど簡易なものでなければ、WB(ホワイトバランス)という設定項目があります。

これを、[AWB](オート)や[晴天]でなく、[曇り]や[日陰]に合わせればより赤くなります。
ただし、不自然になる場合もありますので、程々に。

上の写真は、上がWB[オート]色温度約5000Kでした。
下の青っぽいのが、色温度3500K、赤いのが6500Kです。

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キヤノンでは、

AWB(自動設定)
白熱電球(3200K)
白色蛍光灯(4000K)
太陽光(5200K)
くもり(6000K)
日陰(7000K)
マニュアル(手動設定)

と設定されて、色温度設定が低いほど青く、高いほど赤く表現されます。

青く見えたり、赤く見えたりしない人の目は自動で補正しているんですね。

下の赤いのがいい感じですが、朝の凛とした雰囲気が消えてしまってるので、上の写真が自然な朝焼けっぽくて好きです。
この辺りは好みで、もちろん写真に正解はありません。


もう一つ、露出をプラス(明)に振ると赤み(彩度)が減りますので少しマイナス(暗)で。

ただ、露出を合わせる場所(大抵はピントをあわせる場所と同じ)により、極端に明暗が付きますので、いろいろと補正や、露出を合わせる場所を選んで見てください。

なのでRAWデータで後から調整するのが一番好みの表現ができるかもしれないですね。

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