やっぱ軽くなりたい!?Ⅱ

自転車とカメラを愛する小太り中年オヤジの減量?日記 最近は走ってないなぁ、、

2017年09月

初豪州、ケアンズ!(初日・キュランダ)

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9月は、決算処理や乗鞍の練習等でサボってたツケもあって例年どおりバタバタしてますので、久々の更新。


実は、シルバーウィークに自身初めてのオーストラリアへ行ってきました。

ツアー旅行だと思ってたので、全て家族に任せっきり。

前日まで滞在地のケアンズどこにあるのか?
そしてどこを回るのさえ知らずでした。

旅行会社に往復の飛行機・素泊まりのホテル・「グレートバリアリーフ」のツアーを頼んで、その他は息子が英会話の練習兼ねて現地でチケットやレストランの手配するのだとか!?


「マジか・・・」

ボクは全く英語ダメ。

自慢じゃないが、高校の時は赤点で補修を受けたクチ。

ま、なんとかなるか・・・ちょっと不安。

オーストラリアは南半球なんで、季節は春の終わり。

ケアンズの緯度は北半球で言うと沖縄はおろか台湾より更に南のフィリピンぐらいのらしい、熱帯~亜熱帯に属する。

丁度乾季で、春先とはいえ最低気温18℃・最高気温28℃、今の大阪と変わらない。



ケアンズまでは、ジェットスター機で関空から7時間。
経度があまり変わらないので、時差は1時間先行しているだけなのはありがたい。

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早朝空港付いて、トランクルームはホテルへ預けて街ブラ。

「おー、道が広い!空が広い!」

この日は、世界遺産の熱帯雨林の村 「キュランダ」 へ。
往路はキュランダ高原列車、復路はスカイレール(ゴンドラ)とバス。

スマホはその日に現地のwifiルーターを借りるのだけど、キュランダ鉄道の出発時間より後なので今日は使えない。

キュランダ駅の場所は直ぐに分かったが、巨大なショッピングセンター隣接でチケット売り場の立てものがわからない。
物怖じしない息子は、いきなり歩いているお姉さん捕まえて、片言英語で尋ねている。

「丁度出勤の駅のスタッフみたいで、あの歩いてる客に付いて行けって」

程なく、駅舎?
並んでいたら、2つ窓口のシャッターが上がる。
ひとつのスタッフはなんと日本人だ。
日本人らしき数人は、皆そちらに。

が、、、息子はあえて現地スタッフの方に(;^ω^)
なんとか英語を使いたいらしい、まあ、任せてるからいいか…

なんとか鉄道・ゴンドラ・バスの手配を済ませることができたのには感心。
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後も万事がこの調子、日本人のスタッフや店員も多いケアンズだが、あえて避けて生の英語に触れるようにしているみたい。
がんばってください(笑)

観光都市ということもあって、語彙と基本フレーズがある程度あれば、なんとかなるのだが、英語から離れて30年、ましてやリスニングは全く出来ないのでボクはお手上げ。

しかも、オージーの英語は聞きづらい。

ケアンズは一時よりは日本人減ったとは言え、前述日本人経営のお土産屋はいくつもあるし、大きなホテルやレストランでは日本人スタッフがいることが多いし、日本語のメニューもあったりするので海外でも敷居は低い。

話は戻って、
【キュランダ高原鉄道】は、日本で言えば嵐山のトロッコ列車みたいな立ち位置かな。
あの 「世界の車窓から」 で、オープニングの看板映像を10年務めたことが有名。
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自動車が “日常の足の国” なので、列車は完全に観光用だ。
見どころでは、速度を落として走るし、景観のいい駅で、10分以上停車したりする。

雰囲気はトロッコ列車より、ディズニーランドの「ジャングルクルーズ」や「カリブの海賊」に似てるかもしれない。

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相席は、カナダからのカップルだった

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幾つか滝の横を通るのだが、乾季なので残念ながら瀑布という感じではない。
雨季はスゴイらしい。

33km、1時間45分かけて、熱帯雨林の森を抜けて、キュランダ駅に到着。
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キュランダ村の観光通りはそんなに大きくない。

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街路樹と言うにはでかすぎる異様な木、ケアンズの通りや公園にも沢山植わっていて目を引く。
「カーテン・フィグ・ツリー」 と言う熱帯の樹木で別名「締め殺しイチジク」。


とりあえず、お腹がペコちゃんなんでブランチだ。
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とにかく、ハンバーガー&ポテト(笑)
当てずっぽで入っcafeレストランだったが、肉肉しくて結構美味い。

オーストラリアは、円安もあって日本円換算すると物価が高い。
レートはだいたい 1オーストラリアドル≒92円
為替手数料もあるし、計算し易いので滞在中は頭のなかで100円換算していた。

だいたいモーニングやランチのプレートはA$10~20
この店のチーズバーガーにフライドポテト付けて約A$20
最初は 「¥2000かよ!」 とか思ってたけど、慣れる(笑)

飲み物がA$4-5ぐらい。
スーパーで買っても、コーラの500mlペットがA$3とかだから、ボッてるわけではない。

ただし1プレートで、日本人中年男性ならお腹いっぱいになる。
とにかく、肉の量が多い、ベーコンやハムもてんこ盛りだ。
少食の女性なら余すと思う。
カップルなら、ワンプレート+2ドリンクでシェアしたらいい感じ。


気候がいいので、とにかくテーブルサイドが、テラスや通路にOPENになっているところが多い。
室内で食べてる人は少ない。
と言うか、席数も圧倒的に野外の方が大きいお店が多い。

日本だと、蒸し暑かったり、寒かったりだが、こういうところは羨ましい。
とにかくテラス席は気持ちいよな。

あと、山の中のキュランダは勿論、ケアンズも鳥が多い。
それに、鳥も 「外人」 なのだ。

デカイ、派手、物怖じしない、賑やか、足が長い!

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キュランダの街をぶらぶらして、土産物屋を冷やかしたら、時間が余ったんで、予約時間より早いが帰路に。

キュランダの街は小さくやや寂れており、特筆するところも無いように感じました。
ググれば、いろいろと出てきますのでそちらでどうぞ。

帰路は8kmほど熱帯雨林の上を通る名物 【Sky rail】。

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日本のスキー場にある、少し大きなゴンドラと同じ。

途中駅があって乗り換えして、観光下車もできる。

少し歩くと、行きにキュランダ鉄道で見たおきな滝の逆サイドの展望台にでる。

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大きさがわかりにくいが、結構デカイ。

一番上の水溜まりの上に、人が居るのが分かるかな?
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なんでこんなところに、水着の女性が・・・?
日本なら確実に立ち入り禁止区域になっているが、万事自己責任なんだろうな。

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この森の遊歩道脇にも、カラフルな「外人」、いや「外鳥」が闊歩していた。

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森を抜けると、一気に急降下して、麓のカラボニカステーションへ。
すぐそこは海だ。

予約のバスまで1時間あるので、早いのに乗っていいか確認して、ホテルを告げて送ってもらう。
初日の予定は無事終了。

飛行機で寝れなかったので、wifiルータ受け取って、スマホで探したお店のケバブをかじってバタンキュ~です。
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デカイ!肉だらけで美味い!スモール1ケでお腹いっぱい!


食事の値段も日本の倍だけど、量も倍かな、、、、カロリーも倍。


2日目(グレートバリアリーフ)
3日目その1(マリーバ熱気球)
3日目その2(動物園とステーキハウス)
4・5日目(街ブラ)

世界最大の珊瑚礁(2日目グレートバリアリーフ)

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さあ、2日目。

ケアンズと言えば 【グレート・バリア・リーフ】!

昨日のキュランダ熱帯雨林に続きこちらも勿論世界遺産!
一つの街が2つの世界遺産に隣接しているんです。

そういや我が家も、2つの世界遺産【法隆寺】と【東大寺・春日山】がすぐですが、こちらは興奮しません(笑)


このサンゴ礁、総長2600kmもあり、宇宙空間からも確認できるときたもんだ!

ちなみに日本と比較すると ↓(下地図) こんなにデカイんです!

左のオーストラリア大陸にへばりつくよう薄い水色の島々が、サンゴ礁の島グレート・バリア・リーフ
淡路島・佐渡ヶ島クラスの島がゴロゴロしているわけですね。

ま、「礁」 なんで、島とは違うのですが、そのぐらいの規模の訳です。

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まず向かうのは、ケアンズ港から1時間ほどのところにある
「グリーン島」

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観光用の写真ですが、ヤバイですねぇ!
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なんでか、海の色が 「紺」でなく、「ブルー」!それも珊瑚が浅いところは「エメラルドグリーン」。
レジャープールの底みたいに、海底をペンキで塗ったんでは無いんです(笑)



と言う、予備知識、実は帰ってから調べたことで、
「グレート・バリア・リーフは知ってたけど、ケアンズにあったんだ」
ぐらいでした(;^ω^)

朝一でまず、港まで歩いて行きます。
今回のホテルは観光市街地のど真ん中で、港まで5分、カジノまで1分、スーパーまで5分、駅まで10分と素晴らしい立地でした。

ケアンズ港のリーフフリートターミナル内 GREAT ADVENTURES社のカウンターでチェックインを済ませました。

今回の旅行で唯一の日本で旅行代理店に申し込んだツアーです。
公共交通機関で行けるところでないため、基本現地のツアーに予約をしなければ行くことが出来ません。

直接申し込んだらいいのですが、言葉の問題の上、オーストラリアでの予約の勝手がわからないので手数料が加味されますが、安心の為ここだけは旅行会社に任せたそうです。

チェックイン後、すぐ横の【AL PORTO CAFE】でブレックファーストです。
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エッグベネディクト、トマトが普通のサイズなので、ハムがメチャデカイです。
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スモークサーモンのフォカッチャサンド、大ぶりで結構な量のスモークサーモンが入ってます。
どちらもA$15ぐらいでした

出向まで1時間ぐらいあるので、港を散歩。

どこを切り取っても画になります。
この旅行、あえてレンズ交換できる大きなカメラは持ってこなかったのは正解でした。

たぶん、ずーと写真撮ってただろうね(-.-;)

曇り空、コンパクトデジカメでもいい感じです。
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ちなみに後ろで煙が上がっているのは「山火事」だそうです。
乾季には常態化していて、気に留めないようです。
脂分の多いユーカリに火がつくとずっとくすぶっていて簡単には鎮火しないとか。

さて、時間がきて乗船します。
双胴船で、船の大きさは、明石から岩屋に向かうフェリーぐらいでしょうか?
勿論、車は載せませんけど。
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日本人・中国人・白人はどこかは分かりませんが、乗船の割合は2:3:5というところでしょうか?

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少し沖に出ると、海の色がグリーンに変わってきます。

まずは「グリーン島」、滞在2時間。

ケアンズから一番近いサンゴ礁の島、約27km1時間弱で到着。
純珊瑚礁の島にも関わらず、熱帯雨林が定着しているグレート・バリア・リーフでも稀有な島です。

小さなホテルが1件ありますが、30分で一周できる小さな島です。
シュノーケリングも楽しめるそうですが、ここでは泳がず、島内(ビーチ)散策。

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島内の森には、またしても鳥がウロウロ。ホテルのデッキまで出てきます。
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まあ、ここのカモメも人懐っこい。
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カメラ向けたら、「撮って撮って!」と寄ってくる。
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グリーン島に飽きた頃、次の目的地はさらに北上した【ノーマンリーフ】のポンツーンに向かいます。
GREAT ADVENTURES社は、ポンツーンを何基か持ってて、天候や風向きでどれを使うか決めるようです。

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「さらばグリーンアイランド!」 って、また帰りに寄るんだけど。


大陸から離れた、リーフでは更に海の色が鮮やかになってきます。
もう、ボクの知ってる海の色ではない。
絵の具を流し込んでもこんな鮮やかな色にはならないぐらい美しい。
ヤバイ!

ノーマンリーフは、陸地としては殆どないので、ポンツーンと言う、大きな船のような2階建ての海上デッキを拠点に遊びます。

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ポンツーン、50mぐらいある大型の常設の海上基地。

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ポンツーンから、サンゴ礁のシュノーケリングを楽しみます。
海の色が、綺麗すぎて不自然です(笑)

緑に見えるところは、水深が殆ど無い海面スレスレのサンゴ礁。
見えている辺りの水深は水色の部分が2m程、紺のところで5-6mぐらいでしょうか。
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ポンツーンでの行動は基本自由。
心ゆくまでシュノーケリングを楽しんでもいいし、デッキでくつろいでもOK、
ウエットスーツ以外は何を使っても追加料金はン発生しません。

飯はビュッフェスタイルで、グラスボート※も好きに乗れます。
(※船底にアクリルガラスをはめ込んだ水中閲覧船)

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シュノーケリングエリア
下むいて浮かんでるだけで幸せ。

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グラスボートからの海中の景観。
アクリルガラスの反射と色にじみと、ブルーの通過光でカメラに収めるのがすこぶる難しい。
水もすこし濁っていました。
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ウミガメは現れず、ナポレオンフィッシュはいたそうですが、気づきませんでした。

滞在時間は3時間。
一通りこなすと、だいたいそんなもんですね。

帰路は、グリーン島経由で1時間半ぐらいでケアンズ港。

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途中で見かけた「砂だけの島」、よくガイドに載ってる中心部はジャングルの砂だけの島ではなく、純粋に砂が浮き出ているだけの島。満潮時は沈んじゃうのだろうか。
原盤を拡大して見らた、小さなボートや上陸している人が見える。200mはゆうにありそうだ。

しかし、帰りは飛ばす飛ばす!
船の後ろ側のヒサシのあるデッキに座ってましたが、揺れと波しぶきが半端ない。
端の席は、USJのジュラシックパークかともう程の飛沫でビショ濡れ。
大きな船なのに、モーターボートに乗ってる感じ、クルーは船酔いの人相手に大変!
ゲ●袋をもって右往左往でしてました。

この日の晩御飯も、テイクアウトのハンバーガーと、昨日食べて美味かったケバブをホテルで食べる簡易なもので済ませました。
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ツマミに買ったオリーブ&ドライトマトが美味い。持って帰りたい(冷蔵なんでムリです)。

ケアンズ(オーストラリア?)は、酒類は酒屋以外では販売できません。
どこでも手に入る日本と違って、どうしてもビールが飲みたくて酒屋探して右往左往。

ビールはすべて6本パックか、箱売りでした。
それも冷蔵室で箱ごと冷やしてある(;^ω^)
350mlの瓶が主流で、割りとしっかりした本格ビールが多いみたいで美味いです。

瓶6本でA$20前後が多い。1本¥300程度なのでちょっと高い。

軽いのが飲みたい人は、ハイネケンとかアサヒ(日本のビールもあった)がいいかも。
要栓抜き。(ホテルに置いてあってよかった)


1日目(キュランダ)
3日目その1(マリーバ熱気球)
3日目その2(動物園とステーキハウス)
4・5日目(街ブラ)

初気球!(3日目その1・マリーバ)

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3日目は、トラ(息子)が自由行動で一人にさせてとのこと。
さてと思案して、せっかくだからと現地の旅行会社の事務所にここでしか出来ないツアーを頼む。

早朝の熱気球ライドだ。
1時間のふんわり空の旅おためし版。

現地ツアー料金にH.I.Sの仲介料、それに保険代を加味されて、結構いい値段になったが、旅先の勢いで頼んでしまった。(A$290/人ぐらい?)




ケアンズから熱帯雨林の山を超えたところのマリーバと言う内陸の平坦地に車で移動。
初日に行ったキュランダを抜けるルートだ。

そこから1部・2部と2回の遊覧飛行。
通しもあったが、予算外の出費なので1部のみに申し込む。
ひょっとしたら日の出を拝めるかもとチョット期待。

現地H.I.Sでは、
「気球ツアーは、罰ゲームかと思うほど朝が早いです。」
と言われたが、ジテツウのときより若干早いだけなのでまたったく問題ない。
朝4:00にホテルのロビーに、気球ツアーの「ホットエアー」のスタッフがバスで迎えに来た。

ツアー客は、日本人と中国人。
ガイドは中国語は喋れるが、英語は早口な上に、解像度の悪いバスのマイクで喋ってるので、単語すら聞き取れず。
まあ日本語の説明ビデオまわしてくれたんで問題なかった。

行きは真っ暗中、現地に6:00に着いた。
少し明るくなってきたところに、熱気球の大きなバルーンと、強烈なガスバーナーの光。

空というか、空気が青いオーストラリアの平原に、黄色のバルーンが超かっこいい!

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車と比較したら分かるが、超デカイ!
バルーン高35mと、10階建てのビルより大きいらしい。
日本で飛んでる標準の気球の3倍とか!

勿論、ロープ付きで無く、文字通り飛んで行くのだ!
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バスケットも巨大で、20人+パイロットが乗り込める
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デカすぎて、自分の気球はどうなってんのかよくわからないので隣の気球を観る。

パイロットは、陽気なチッコイ白人。
国家資格を持っていないと気球の操縦は出来ないらしい。

あっけないほど簡単に上昇、驚いたことに全く揺れない。
昨日の船とは大違いだ。

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明るくなってきたが、残念ながら曇り空。

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徐々に高度が上がるが、森と畑ばかりなんで、対象物が少なくどのくらいの高さかよくわからない。

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ナビがついているが、風まかせでどうやって目的地に行くんだろう??
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英語では質問できないのが至極残念。
高度計らしい数字は最大1450ft(約440m)ぐらい。

日の出が見れないので、何もないオーストラリアの大地はこれ以上高く飛んでもよくわからない。

降下し始めて、ようやく畑や動物が見える。01126
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なんか四足の動物が・・・
あとで写真拡大したら、牛だった。
オージービーフだ!
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高度が一気に下がると、縞模様だったのはなにか畑だったと分かる。
パイロット氏は「ラインだ」とのたまう。
「ああそうね、線になってるのね」
何言ってんだこのオッサン。

ここまで降りたらようやく判った。
「ライム」の畑だ。


その間を、飛び跳ねる動物が!!

パイロット氏が指差して「ぉらび!」と。
「らびぃ?ラビット?うさぎにしたらデカイな」

ああ、「ラビット」でななく、「ワラビー」(小型のカンガルーみたいなの)なんだと、分かったのはとなりの日本人がそうつぶやいてたから。

ボクのヒアリングはかなりヒドイようだ。

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無事、なにもないところに着陸!
と言うか、車で先回りしていたホットエアーのスタッフが、無理クソ気球を引っ張って目的地に下ろすのだ。

それでも2~30mぐらいの誤差で下ろすんだから大したもんだ。

着地しても、乗客は降りれない。

何故か?

乗客を重りとしたバスケットを軸に、バルーンを落としちゃうんだ。
うちの気球は無事バルーンも下ろしましたが、、、、

お隣の気球はバルーンに引っ張られて、乗客のったカゴがひっくり返ってました。
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それで、着地後にもずっと安全姿勢をとらされていたのだ。
いろいろと初体験は面白い。

それからが大変、バルーンのエアを抜いて、小さな箱(2m四方ぐらい)に畳み押し込める。
なんせ、35mもの風船だから、想像を絶する作業だ。
客は適当にしてるが、スタッフは必死のパッチの汗塗れ。
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撤収後、ケアンズまで送ってもらったら、まだ朝でした(笑)


トラがちょうど、ランニングから帰ってきていたので、いっしょにモーニングに。

海沿いのcafeの多いエスプラネード通りで、お客が多い店に入りました。

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フレンチトーストにエキストラベーコンA$13+A$3.50
ベーコンがたっぷりでメチャういまい。
メープルシロップは、小さいコーヒーカップぐらいの入れ物に並々と入っている。
ただ、見ての通りの皿なので、たっぷり掛けたら、、、(TдT;;) テーブルベトベトや。

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トラは、またしてもエッグベネディクト
これまたベーコンがてんこ盛なのである。
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食べ終わった後ろの席には、野鳥が飛んできて、堂々と残り物をついばんでいる。

とにかく、オージーな鳥たちはマイペースで人を気にしない(笑)


うーん、朝からお腹いっぱいで幸せ!

と、店を出たら、トラブル!?
これを撮ってたカメラ忘れた!!

すぐ店に戻ったけど無い無い(=o=;)

みせのイタリアンなオヤジに、
「俺のカメラ見なかったか?SONYだ!、さっきここで朝飯撮ってたから持ってきていたのは間違いない!」

いっしょに探してくれたが、「ここのテーブルそのままだし、だれも近寄ってないぜ」と困った表情。

あっ、、、、、ひょっとして、、、、カバンの奥底を探る。
出てきた。
カメラケースに入れずに無意識に投げ込んでたようで、、、、

「ソーリーソーリー、アイムソーリー!イッツヒア!」
オヤジ怒らずに、笑って、肩をたたいてきた。

周りの客から笑い声、目があったらサムアップ(親指立ててくる)。
うーん恥ずかしい。

「またか!」 「懲りんヤツ」
これを読んで、笑っている友人が目に浮かぶ。

日本ではしょっちゅうなので、この頃「なくなった」と言っても、無視される始末。

どこにでも無意識に置いちゃう癖はひどくなっている。


気を取り直して、
ホテルに帰る前に、海辺を散歩、、、、、
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海岸で、恐ろしく不細工な鳥を発見
ん、なんだこのデカイ鳥!?
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そう、
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ペリカンでした!

いやはや、ケアンズは野鳥の宝庫だなあ。



さて、一旦ホテルに戻って、ちょっと休憩。

さあ、まだ今日はまだまだ長いぞ。。。


1日目(キュランダ)
2日目(グレートバリアリーフ)
3日目その2(動物園とステーキハウス)
4・5日目(街ブラ)

町中の動物園(3日目その2・ワイルドライフドーム)

今回滞在したホテルの眼の前が、
【ケアンズ・プルマン・リーフホテル・カジノ】
と言う、長い名前のケアンズで1・2の高級ホテル。

文字通り、1Fにカジノを有するんだけど、なんと、最上階のドームが動物園なのだ。

コアラも居るという。

ともかく、行ってみよう!

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受付横に、いきなりコアラちゃん。

すぐ目の前、お昼寝中。

天王寺動物園なんて、コアラ舎という大きな建物で、アクリルガラス越しに10m先の木で寝てるコアラらしき灰色のカタマリしか観ることが出来ない。(何度も行ったが起きていることがあるのだろうか?)

サスガにオーストラリアだ。目先に檻もなく居られます。

どうやら、ここでコアラ抱っこの撮影を売りにしているらしい。


動物園本体のドームに入る。

ここもに檻もなく、鳥たちがそのままうろちょろしてる。

いろんな野鳥みてきたので、これは野鳥が入りこんだのかと疑う。

なんせ、ペリカンが目の前にいる環境だから。


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みんな、檻も網も無いところにいる。
どうなってんだ!?
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人懐っこいのは、肩に停まったり、足をつついてきたり。
多人種が住んでいるオーストラリアだから、鳥も人間の一種類と勘違いしているのか・・・?

とにかく日本とは全く違う。面白い。

サスガに爬虫類はケージに入っているが、体調4mぐらいのワニの上が、アスレチックのコースになっているのはいかがなものか・・・スリルを売りにしている看板は見たが(=o=;)

スタッフの説明もこんな感じ
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これはフクロモモンガだけど、彼はとりあえずウチに帰りたいみたいで落ち着かない。
説明してる後ろを鳥が飛んでいったりしてている。

ちなみに隣は、最初のと違うコアラが居る。

こっちは起きてて、動き回ってる。
か、かわいい゚+。(〃ノωノ)。+゚

それも、すぐ目の前で、当然檻もアクリル板もない。
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ちなみに、木の下をワラビーがピョンピョン、
鳥がノシノシ歩いてる。
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秩序も何もない(笑)、いいなぁ。

オージーな動物園、すばらしい!

こちらの人は、そこらじゅうに野生動物いるから気にしないのか、、
日本だったら、糞ガキがいじめたりするから絶対無理だろうなぁ。

また、一旦ホテル帰って休憩!

今度はホテルのプールサイドの寝転がれる椅子で本を読んで時間を潰す。
贅沢なひととき。




さあ、今日の晩飯は待望のオージーステーキだ!


ホテルのコンシェルジュに頼んで、
人気のHog's Breath Cafe を予約してもらう。

お腹を空かせるのに、少し遅め19:00に。


ホテルから歩いて10分ぐらい、ケアンズ駅に向かう途中にある。

10分前についたら、すでに満員だが、シッカリと席は確保してもらっていた。
100人は入れる大型店、活気あって人気があるのがよく分かる。


とりあえず、ビール。
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オーストラリアにきて一番見かける
「XXXX」(フォーエックス)A$5

食事は日本語のメニューも置いてあった。

レギュラーが300g、スモールが200g
ソースと付け合せのポテトを選択するスタイル。

ボクはレギュラーの◯◯ソーズにマッシュポテト。
ミディアムで。A$00385
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わお、デカイ、分厚い!!

日本でのOZビーフは噛みごたえのある硬いものだけど、、、
赤身肉なのに、超柔らかい。

レギュラーサイズ、ペロリだ。
今まで食ったステーキで一番美味いかもしれない。

霜降りの脂まみれは、最近持て余すので、こいつはすばらしい。

ビールお代りして、3人でA$120ぐらいだった。


余談だが、ケアンズ(オーストラリア)のいいのは、チップを殆ど考えなくていい所。
明朗会計なのがいい。

勿論気分良ければチップを出したっていいのは日本と同じ考え。
悩まなくていいから嬉しい。


話は戻って、連れ合いたちはスモールを頼んでいた。
ちょっとお腹の調子がイマイチだとか。
それでも、残すこと無く軽く食べきっていた。

ここが今回の旅行の個人的にベストレストランかな。

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是非また行きたい。


ホテル戻って、オリーブつまみにビール呑んで、就寝。

帰ったら体重が怖い。



1日目(キュランダ)
2日目(グレートバリアリーフ)
3日目その1(マリーバ熱気球)
4・5日目(街ブラ)

街ブラ・総括(4・5日目ケアンズ)

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ケアンズの象徴でもある【エスプラネードラグーン】
海沿いのリゾート地でもあるケアンズだけど、なんと海は干潟なので泳ぐことが出来ない。
その代わりに海の横に人口のビーチを作ってあり、無料で利用できる。
プールのようだけど砂浜で、子供が遊べる浅瀬と、大人が泳げる深い所があって、欧米の方は肌寒い夜でも水遊びしているた。



帰国前の1日空いた日は、特に用事ないのでケアンズの街をぶらぶら。

モーニングはCafeで。
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オーストラリアでは「ホワイトフラット」という、独自の珈琲があります。
ミルクの少し少ないカプチーノとの説明も見ましたが、カフェラテとどう違うのか不明(笑)

オーストラリアは珈琲の産地でもあるので、どこのcafeで飲んでも珈琲は美味かったです。

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エッグベネディクト、トラがハマリました。
確かに美味い!オランデーズソースって酸味の少ない美味しいマヨネーズって感じ。
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ワッフル、生地はほとんど甘くなくて、メープルシロップたっぷりかけて頂きます。

ケアンズに来て、一番お世話になったのがスーパーマーケット。
ホテルの近くに【Woolworths】ウールワースがあって、駅横のショッピングモール「ケアンズセントラル」の中に【Coles】コールスと、オーストラリアの2大スーパーが揃ってました。
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Coles
やはり、土産物屋より現地のスーパーが面白い。

さすがに店内で写真は撮れないのですが、日本とは全く違う商品に飽きもせずほぼ毎日通ってました。

野菜・果物・肉・チーズ・惣菜等はkg単位での単価が書いてあるので、いくらなのか想像つきません。
あんまり安くはなかった気がします。

スナック類は袋が大きいですが、高いです。A$3-5が普通。
菓子類はだいたい日本の倍ですね。
オーストラリアといえば、【TimTam】
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これは美味い!
だいたい11ケ入りでA$3-4ぐらいでした。
ただ日本でも大きなスーパーや「カルディコーヒー」いったら売ってます。
だいたい400円ぐらいだから、チョイ安いぐらいなんで、土産には??
今回はSALEでA$2.50で自宅用に少し入手。

ケアンズは水道水飲めますが、硬水なのでお腹を壊わすことがあるみたいなので、基本ペットボトルを持ち歩いていました。
初日はスーパー開く前だったので、コンビニ【ナイトアウル】で買ったら、500mlがA$3もしてビックリ。
翌日に【ウールワース】で15本A$20で買い込んで飲むのはそれでまかないました。

そうそう、コーラもジュースもだいたい500mlペットボトルA$3ぐらい。
ただオレンジジュースはめちゃ美味い。

ドライフルーツとナッツは量り売りで安くて美味、牛乳は3リットル入りで業務用の床ワックスかと!、みかんぐらいのマッシュルームがあったり、カートが超巨大、、、書きたいことが山ほどあほど、スーパーは楽しい。



ケアンズで一番大きなショッピングモールが【ケアンズセントラル】180店舗もあって、3回行ったかな。
ただ、日本と同じで服屋・靴屋が多くて、見れるところは上記スーパーの【coles】、雑貨屋、ドラッグストア、酒屋とあんまり多くない。

フードコートに寿司屋があるけど、寿司じゃなーい!
アボガドをご飯で巻いて、アーモンドがまぶしてある食べ物ってナーンだ(笑)

マクドナルドもあったけど、現地のボリューミーなハンバーガー食べたらそら見向きもされないよな。

どこのお店のメニューにも必ずベジタリアン向けがあるが、殆どの人は肉肉肉食べてました。
かなり年配のおばあさんでもデカイハンバーガーと山盛りのポテト食ってるのは当たり前。

セントラルの中になんと【DAISO】が入っていて、覗くと
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日本と同じ、と言うか日本語のラベルのまま並んでて、A$2.80均一でした。
高いとしか思えないが、盛況でしたよ。


結局お土産屋さんは、高いし、日本で見たことがあるものだったり、アボリジニの民芸品(ブーメラン等)とかう~ん?だったので、ほんとに覗くだけでした。


ケアンズは小さな都市なので、繁華街は限られて、3-4日の滞在なら大体把握してしまえます。

町は綺麗で、人はおおらかで親切、物価は少し高いけど、安全だし食べ物美味い、綺麗なトイレは公園や公共施設にある、チップは基本不要と非常に過ごしやすい。

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その日は動物園にまた行って(チケットの有効期間が5日)、散策終了。

最後の晩飯は、チョット張り込んでハーバーサイドのステーキレストランを予約。
【Waterber&Grill Steakhouse】

ネットでレビューをチェックしていたら、ステーキも旨いがリブロースが絶品だと。
ただ、大きいのでシェアしても十分との情報で、そのようにオーダー。

ビールはゴールドコーストの地ビール「BURLEIGH」(バーレイ)
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これ、今まで飲んだビールの中で1番美味いかもしれない。
超好みの味でした。

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リブロースが来るまで「先に持ってきて」と頼んだ、ガーリックトースト
オーストラリアのパンは、どこのレストランやcafeでもホンマに旨い。

ここのレストランも例に漏れずテラス席から埋まっていきます。
予約していたからか、ボードウォーク横の港が見える席で雰囲気も抜群でした。
(ケアンズのレストランは基本予約するものらしい)

ホテルのコンシェルジュに服装はラフなカッコでもいいか聞いたら、カジュアルドレスコードでOKと言われた。
Tシャツ短パンは止めて、ポロシャツ着ていったけど、タンクトップやTシャツにビーサンという人も多く、ここのカジュアルとは「服を着ていればいい」ということなのかな?(笑)

町中では、上半身裸に裸足という人も結構いました。

そうこうしているうちに、ジャーン!やってきましたリブロース!

そう、スペアリブの塊のやつ(豚です)。
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デカイ!隣のサラダは普通サイズなので30cmぐらいあります。
切り分けて、手で食います。

写真撮り忘れましたが、このとき一緒に白い大きなラムネみたいなものが10ケほど器に入って出てきました。
ウエイターに「これは?」と聞いたら「ハンドソープ」と言ったように聞こえたのですが、何かわかりません?
「ソープ」ではなく、「ソルト」ではないかと、かじっても味はしないし???

仕方ないのでもう一回「どうやって使うのだ?」と確認すると・・・
いきなり、ボトルの水をぶっかけるではないですか( ゜_゜;)

すると、シュワシュワと広がって、、、、なんと、お手拭(笑)

リブロース食ったら、手も口も汚れるので、コレで拭けということですね。
かじった所見られてなかっただろうなぁ。。。

肝心の味ですが、甘めのソースがかかった肉は、
見た目と違って、サクサク!油っこさの微塵もなく、このサイズですが3人でペロリ。
まだまだ食べられるという絶品。

最後の晩餐も大当たり。
ビール×2、シーザーサラダ、リブロース、ガーリックトーストでA$115ぐらいだったかな?

まだ時間早かったので、雨の中ボードウォークを少し歩いて、ナイトマーケット冷やかしに行ってホテルへ。
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夜もなかなかいい分いい気です。
大通りあるくのなら、特に危ない感じもしません。

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夜の【エスプラネードラグーン】、驚いたことに、泳いでる人がいた・・・肌寒い雨の夜に。



最終日は、帰国移動日となっています。

最後の朝食もcafeへ!
名残惜しい、こんな朝食がサイコーなケアンズのcafeでのモーニング。

ホテルのビッフェの朝食は1回も行かずでした。

今回は【Candy】

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カフェラテ、昨日のんだホワイトフラットとどう違うのか??
でも、美味い。

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アボガドデップのバゲット。
実はココではこれが美味いという、豆のサラダを頼んだら、
「これは今ないけど、オススメはこれ」
と、とびきり美人のウエイター嬢、返事が頭で変換できなくて、つい
「い、い、イエス、ざっつOK!」
ホントは違うのがよかったんだけど、、、ほんと英語勉強しなきゃ(^^;

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オムレツ、いったい卵何個分だろ?

結局、オススメも美味しくて、満足の朝食。

最後にお散歩してホテルもどって、空港へ。

さらばケアンズ、本当にいいところだったなぁ。
食ってばっかりだったけど。

また、来れることを!

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今回の拠点は【Pullman Cairns International】
立地最高の落ち着いたいいホテルでした



1日目(キュランダ)
2日目(グレートバリアリーフ)
3日目その1(マリーバ熱気球)
3日目その2(動物園とステーキハウス)

ちょっと休憩!?

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今日も電車通勤。

乗鞍終わってから、ジテツウは2回しか出来ていません。
燃え尽きたのか・・・

なんて訳ではなく、乗鞍で後回しにしてた仕事と、前月末の決算処理、
それと、乗鞍後のジテツウで走れるので調子乗って、前腿を痛めた(軽微な肉離れ?)ので、自転車ちょっと一服という感じです。


先日、乗鞍の同宿のメンバ+α が集まって来季に向けての「反省会」。

みんな10年以上(中には20年もの)付き合いがある自転車で繋がった友達です。

ほぼ同世代なので、みなさん【アラフィフ】になってきて、
会話に 「◯◯が痛い」、「メガネ替えなきゃ」、「子供どうしてる?」
なんて話が増えてきました。

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ロードレースではなく、ファンライドメンバですね。
レース系は、ヒルクライムかTTというマイペースの体力測定系に年1-2参加。

酔った勢いで、来年の乗鞍はかなりハイレベルの目標設定 (@_@;)

それぞれの脚に合せ、ハンデ付けたりして勝負となりました。


シルバーウィークは所用あって自転車乗れませんが、この秋冬春(笑)はどこまでサボらずに乗れるかが大きな鍵となりそうです。

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今日も「ゴルゴ」は見かけませんでした。どうしたのかなぁ。

十三峠の噂とハプニング!?

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十三峠、信貴生駒スカイラインをくぐるトンネルに朝陽が差し込む

久々に気に入った写真が撮れました。

地味で暗いからか、「Instagram」 ではあんまり もらえませんね・・・


十三峠
一般道十三峠、頂き付近

大阪(八尾)と奈良(平群)の県境であり、標高が約420m。
つづら折れの道が、厳しさを感じさせる大阪側



クライマーが属に 「十三峠」 と呼んでいる峠道は、旧の街道(トレイルとして現存)の本来の十三峠の少し北側を通る一般道の事。
信貴山と生駒山の峠を走る 「信貴生駒スカイライン」 をくぐるトンネルを頂とします。

自転車のタイム計測は、麓の【大竹7丁目】交差点から、トンネルまででなく、十三峠展望台(駐車場)までを差すことが多いですね。

十三峠の云われは、旧街道の峠近くに「十三塚」があるためとの説が有力で、日本各地にある「十三仏塚」では珍しい完存で、「重要有形民族文化財」となっています。


さて十三峠のトンネル、稜線を走る信貴生駒スカイラインをくぐるためだけにあるので、15mほどと非常に短かいものですが、内壁にはスプレーの落書きが多く、街灯も無いため、きらびやかな夜景を楽しめる展望台とはうって変わって、夜は非常に不気味なスポットとなっています。

十三峠は都市伝説の例にもれず、心霊スポットとしても有名で

 「トンネルに女性の地縛霊がいる」
 「十三塚は、実は処刑された武士の首塚である」
 「ボンネットに霊が張り付く」
 「トイレに霊が出る」

等々ググれば、こんな噂が多々見つかる。

15年ぐらい結構な頻度で夜間通っているけど、現実に怖い思いをしたこともないし、見たという話を聞いたこともない。



この峠でいままで驚いたことといえば、

5位 【ひとだま襲来】
道路脇の森の中から、光がゆらゆらと近づいてきて・・・・あれって、鬼火か!!
と思ったら、森からオッサンがガサゴソ出てきた。
こんな夜に何してんねん。ヘッドランプがひとだまに見え、冷や汗が出た。

4位 【ヤンキー襲撃!?】
都市近くのワインディングロードの例に漏れず、走り屋さんや、ヤンキーのお兄さんたちが時々やってきます。
ある日ヒィーこら登ってたら、原付き5-6台、二人乗りもいたから10人ぐらい?が抜き去っていき、上で停まっています。
ちょうどここでカツアゲ事件もあった頃で、「うわぁ~、これはマズイかも」。
知らんぷりして彼らの横を抜ける時、、、

「オヤジぃ~、どこまで行くんや、上まで走るんか!」

やばいっ(=o=;)、これは無視したらアカンな
「奈良の方に抜けるんや・・・」

「ひょー、すげぇな、オヤジぃ頑張れ~」
「いけいけぇ、ヒューヒューっ!」

茶化されながらも、応援を受けてしまいました。
ま、向こうから見たら、こっちは怪しいオッサンですから。

3位 【道路真ん中に木立が現れる】
夜間の峠の下りで街灯がないところは、車の音やライトに注意しながら1.5車線路(すれ違えるがセンターラインのない道)の、真ん中近くを走ることが多いです(ブラインドの多いつづら折れの大阪側はアカンよ)。
すると、なにもないはずの舗装路のど真ん中に木立が生えているではないですか!
路面を見て走ることが多いので、急な立ち木の出現に突っ込みかけました。
振り返ると、道路の上の大きな木立の枝が折れ、まさに生えているように吊り下がっているみたいです。
街路樹ぐらいは十分にあったんで、通行する車はどうしたんだろう?
(事後談)
翌朝その場所を見たら、大きな竹が真ん中で折れて、逆「レ」の字になってた様で、垂れた木は脇の別の木に結び付けられていました。

2位 【イノブタ並走】
奈良側に下っていると、大きな茶色い塊が動いていた。下りなのであっという間に近づいたら、デッカイ豚みたいな動物が 「パカラッパカラッ」 って同じ方向に走っている。
追いついた時に向こうが驚いて、「ぶひょ~」って鳴いき急に方向転換し去っていった。色々と調べたら、どうやらこの辺りは野生化したイノブタが生息しているらしい。たぶんそれ。

1位 【置き捨て達磨】
1kmのヘアピンの手前で、街灯が届かない真っ暗な道の端に、30cmを超える大きな両目書かれていない達磨さんがこちらを向いて放置?されていました。
暗闇からライトに照らされて映し出されたときは、全身鳥肌が立ち、生気が抜けました。振り返らずにソッコーで通過。何だったんだ??
翌朝はすでに無かったです。

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いろんなビックリがあったけど、今思えばどれもネタに写真撮っておけばよかったと思う。
だけどねえ、そのときは心臓バクバクになっているんで、それどころじゃなくて直ぐその場を離れちゃうんだな。

イノシシ、狸、イタチは時々見かけますね。
野犬・野良猫、何故かニワトリも・・・


長いこと山道をジテツウしてたら色々あります。
ハプニングのときは、ホントどうしていいか分からなくなりますね。


そうそう、こんなこともありました。

番外 【脅かすつもりは無かったのよ】
夜景以外に、時々奈良側で星空の撮影をチャレンジすることがあります。
街灯があるとよろしくないので、できるだけ真っ暗なところで。

ある時、撮影のデータを観るのにカメラの背面液晶を暗闇で見てたら、通りすがりの車が手前で急にゆっくりになったので、そちらを振り返ったら、、、、突然加速して走り去っていっきました。
スキール音するぐらいの加速。「危ないなぁ・・・」

あとで考えたら、液晶のバックライトが真っ暗闇でボクの顔を下から照らしていたのでした(;^ω^)
暗闇になんかいる・・・ぞ、そんな時ライト下から当てた顔が振り向いたら(笑)

それ以来、暗闇で停まっているときはライトを手にして車が来たら合図するようにしています。


すんません、今回脱線したまま終わってしまいました。
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