
(Photo 信州ふぉとふぉと館さま)
足掛け14年目、11回目の挑戦となりました今年の
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍
(概要、公式HPより)
全長20.5km、標高差1.260m、平均勾配6.1%のコースを有する、国内ヒルクライム大会の中では最高所となるゴール(2,720m)を目指す大会。好天に恵まれれば北アルプス連峰が手に取るように臨まれる。四半世紀を超える歴史ある大会は、規模・内容ともに、King of Hillclimb と称されている。
天気予報からだと、台風の影響で今年も開催時の天候がが危ぶまれていました。
今年“も”というのは、2013・2014・2015
と、3年連続悪天でショートコースとなり、畳平まで走れていないのです。
ところが、今年は女神が現れたのか、予報を覆す曇り!
女神じゃないな、好天のオッサン、超晴れ男さるさる兄さんが来られた影響もあって、ピタッと雨雲が避けたようです( ̄人 ̄) アリガタヤアリガタヤ
実は今年、はじめての「チャンピオン」クラスに申し込みました。
毎年チャンピオンを走っている今回の同行者、ま~ちゃん・たむらさんとご一緒なんで心強いです。
とりあえず、宿からス一緒にタート地点に向かいます。


スタート地点で、旧友「富一」さんと2年ぶりの再開。
ロードはじめた頃知り合った、尊敬する先輩であります。
乗鞍のタイムは、ほぼ同じぐらい、今年は負けないぞー!
今季は怪我を始め諸々の理由で、ちゃんと走り始めたのが5月のGWから。
練習期間は短いですが、7月・8月で自分なりには走り込めた上、途中途中にスポーツアロママッサージしてもらったり、真面目にサプリを利用したりと、体調も万全!
いよいよ、、、自己記録更新で第2目標達成か!と意気込んで望みました。
一番最初のスタートで、正に乗鞍のチャンピオン候補がぞろりと揃います。
もちろん、最後尾にひっそり並びます。
「とらちちさんですか!?」
そこに見知らぬ女性から、ご挨拶を受けます(*´ω`*)
前日、メッセンジャーに書き込みをくれた方。
実は、高校のサッカー部の後輩がロードバイクをはじめて、facebookで情報交換していたんですが、彼が同じ高校の同級生と時々一緒にロード乗っていて、先輩も乗鞍に行ってると連絡していてくれたのです。
4000人いる乗鞍でまさかの遭遇!
彼女とは面識はありませんが、同郷の美人に声掛けられてテンションアップです。
と、天候・体調・意気とこれ以上ない万全の体勢で
7:00 チャンピオンクラススタート!
年齢別クラスと違って、スタートからいきなり速い!
アップで脚も温めてたし、気分も上がっているので、これは行くしかありません。
スムーズな頂点のクラス、後ろからのスタートでも追い抜き等でまごつかないで走れます。

そんなに飛ばしたつもりは無いのですが、あっという間に休暇村を通過、
21分台で去年のゴール第1CP三本滝(6.7km)に到達。
「 こ、これは、、、なんとか行けんちゃう?! 」 ( ̄▽ ̄)ニヤリ
と、思ったのもこの辺りまで。
スキー場の最上部あたりあから、前モモが張ってきて・・・え゙っ
ちょっと早いんちゃう?

この辺りからキツくなってきました(Googleストリートビュー)
中間地点まではまだよかったものの、
第2CP(14.4km)位ヶ原山荘手前、つづら折りの斜度が上がる地点では
モモがピクピク痙攣、ここからダンシングが出来なくなりました。(したら攣るから)
一昨年のゴール第2CPでは1時間ジャスト
目標タイムより8分遅く、第2目標タイム予定より5分遅い通過。
さすが、乗鞍11回めの猛者なので(笑)
これから後のコースや、例年の経験から
これは、、、1:20切りは事実上不可能と瞬時に計算できてしまいます。
乗鞍の後半は脚に取り憑く魔物が住んでいると言われています。
森林限界を超える当たりから、なぜか全く脚が動かなくなるんです。
空気の薄さ、開けた景観での斜度の錯覚、前半の緩斜度を飛ばしたツケ等々
とにかくガクンとペースダウン。
それも今年は酷い。

写真はゴール前の開けたところですね。大雪渓の少し先か!?
もうアカンっ!って顔してます。ホンマにこの辺りはしんどかった。
全く雪のない大雪渓を越えて、最後の力を振り絞りましたが、、、、
1:25:50
自己ベストより3分遅いタイムでした。
もちろん、チャンピオンクラスではケツから数えれる順位です。

お手上げのポーズ。
畳平(標高2,700m)は、雲の上で陽の光が差し込んでいました。


まーちゃんと、おぎのさんと。
おぎのさんとは、10年ぶりの再会、まさかこんなところで会うとは。
しかし、終わったら辛かったことはすっかり忘れてますな。
混み合う前に、畳平を脱出してスタートに戻ります。





標高で変わりゆく景色を楽しみながら、下りはのんびりと。

宿の近くの蕎麦畑は、いま満開。
納得の結果を出して、この大会は締めくくるつもりでしたが、
また来年、チャレンジする事が決まりました。
加齢による体力低下もあるのでしょうが、
まだまだ伸びしろは多いはずですので
今年の冬はサボらないように、励んでいきたいと思います。
そろそろ、機材ドーピングも手を付けたいなあ。
●過去結果
'03…暴風雨のため中止
'04…1:28(73kg)
'05…1:34(77kg)
'06…1:31(76kg)
'07…1:31(72kg)
'08…1:32(74kg)
'09…1:32(74kg)
'10…抽選ハズレ
'11…抽選ハズレ
'12…1:22(69kg)
'13…位ヶ原0:58(70kg)
'14…大雪渓1:14(71kg)
'15…三本滝P0:22(74kg)
'16…1:25(72kg)