柳生町は奈良市に属し、京都と滋賀に近く
奈良市街から20km強山奥(東)へ入ったところにある山間の里です。
柳生新陰流や、柳生十兵衛・石舟斎等の剣豪の里のイメージがありますね。
布目ダム、月ヶ瀬ダムが近く、通過したことは有ると思うのですが、
じっくり名所を見たことが無かったので行って参りました。
とりあえず、奈良公園まで。
猿沢の池で一服。
ポカポカと暖かい日ざしに、池の亀も甲羅干しに出てきてました。
あれれ、先日水を抜いて外来種(ミドリガメ等)を排除したはずなのに・・・
日本古来のイシガメやクサガメだけになったはずが、ミドリガメいますねえ。
ドロの中で潜んでいたのでしょうか?!しぶといです。
興福寺の南円堂よこの藤棚は満開でしょうか?!
さて、奈良公園を後にして、般若寺の先から柳生をめざします。
ひたすらアップダウンがつづき、開けたところが大柳生です。
柳生の里はもうひと峠越えた所。
牡丹桜が満開でした。
柳生町に到着、
ったって、別に何が変わるわけではありません。
山間の小さな集落です。
名所を幾つか回ってみました。
【柳生正木坂剣術道場】いかにも、武道場という佇まい。
【芳徳寺】柳生一族ゆかりのお寺、現在道場を管理しているのも芳徳寺です。
柳生で一番有名なのは、この【一刀石】でしょう、
柳生宗厳が、天狗と相対した時、天狗を切ったと思ったが、
じつはその場の敷石だったといういわれの巨石です。
柳生の里は他にも見どころがありますが、時間が無かったので退散。
アクセスが車しかないため(バスは本数が微小)、名の割には静かな里山です。
自転車では、木陰の整備されたアップダウンルートが複数あり、練習にはもってこいの場所ですね。
月ヶ瀬湖も直ぐ先ですし、伊賀上野や笠木・信楽なんかもそう遠くない場所にあります。