大阪の大きな政(まつりごと)が終わった。
「改革」を謳った、元知事が勝利した。
ただ、ネガティブキャンペーンに終始した選挙戦だったので、市や府をどのようにしていきたいのかが、ボクの頭にはイマイチ分からなかったのだが。(アホなのは承知しています)
不景気になってからずっと、選挙民は改革を望んできたが、全て裏切られてきた。
今回はここ最近で一番の劇薬を病んだ都市「おおさか」に処方するのだが、どうなるのだろう。
ひょっとすると死んでしまうかもしれない。
対抗の元市長は民主・自民・共産と異なる政策団体が後押し、「反橋下」以外に主張がよくわからない。
大阪民には受けないだろうから結果は予想どおりだった。
たまたまTVでみた、元社民・現民主と言う某議員の平松さんの応援
「大風呂敷と、コツコツとどっちが好きですか。大きいこと言う人を信じられますか」
の演説にはズッコケた。
いまや大阪は「コツコツ」ではジリ貧なのが分からないのか?
騙されると思っていても、大風呂敷を広げる人を応援したいのが現状なのだ。
改革を全面に掲げても結局、既得権益を手放したくない勢力に骨抜きにされてきたこの国の体質を大阪から打破してもらいたい。